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いかなる種に属する動物の子供も遊びにおいて将来真剣にやることになる活動の予行演習をしているのだ,という最も広く受け入れられている説を疑うべき理由はないと思われる。・・・子供たちは,跳んだり,よじ登ったり,狭い板の上を歩いたりするような,筋肉を使う新しい能力を与えてくれる遊びなら何でも楽しんでする-ただし,その課題(タスク)が難しすぎないという条件付きの話である。
There seems no reason to doubt the most widely accepted theory, that in play the young of any species rehearse and practise the activities which they will have to perform in earnest later on. ... They enjoy anything that gives them new muscular facilities, such as jumping, climbing, or walking up a narrow plank--always provided the task is not too difficult.
Source: On Education, especially in early childhood, 1926, by Bertrand Russell
More info.: https://russell-j.com/beginner/OE05-010.HTM
<寸言>
子供にとって「遊びが仕事である」ことの意味はそこにあった。ただし、進歩があまりなく、一生遊びである仕事しかできないのでは困るが・・・。
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