外界に対して種々の関心を持てば,確かに,いずれも苦しみの種になる可能性はある。・・・しかし,そういった種類の苦しみは,自己嫌悪からわき出てくる苦しみと違って,人生の本質部分を破壊することはない。そして,対外的興味・関心は,いかなるものでも全て何らかの活動を刺激・促進し,それらの興味が消えないかぎり,倦怠感を完全に予防してくれる。
External interests, it is true, bring each its own possibility of pain. ... But pains of these kinds do not destroy the essential quality of life, as do those that spring from disgust with self. And every external interest inspires some activity which, so long as the interest remains alive, is a complete preventive of ennui.
Source: The Conquest of Happiness, 1930, chap. 1.
More info.: https://russell-j.com/beginner/HA11-030.HTM
<寸言>
内省は個人的なことにこだわらなければそれなりのよさや意義はあるが、自分のことに拘泥しすぎると自分を苦しめ、他人にも害を及ぼすことが多い。