権力愛は,政治家にとってと同じく,教育者にとって一番大きな危険である。教育において信頼できる人は,生徒自身のために(自分の)生徒に関心を持つべき(care for大事にすべき)であって,単に将来におけるある大義のための多数の宣伝掛りとして,関心を持つようではいけない。
Love of power is the chief danger of the educator, as of the politician; the man who can be trusted in education must care for his pupils on their own account, not merely as potential soldiers in an army of propagandists for a cause.
情報源: Power, 1938.
詳細情報:https://russell-j.com/beginner/POWER18_370.HTM
<寸言>
子どもがいなくても博愛的な心を持っている人もいるが、子どもがいない政治家で子どもにあまり愛情が持てない政治家もけっこういる。そういった政治家が教育行政に携わると・・・。