プラグマティズムは、そのある形態のものは、権力哲学(の一つ)である。プラグマティズムにとって、一つの信念は、その(信念を持つことの)結果が心地よいものであれば「真である(正しい)」。今や,人間は,一つの信念の結果を快にも不快にもすることができる。君が独裁政権下に生きている場合、独裁者の優れた長所を信じるほうが、信じないよりは,もしあなたがその独裁者のもとで生きているのであれば,より心地よい結果を得ることができる。迫害が効果的に行われているところでは官製(政府公認)の信条は、プラグマティズムの意味での「真理(真実であること)」となる。
Pragmatism, in some of its forms, is a power-philosophy. For pragmatism, a belief is 'true' if its consequences are pleasant. Now human beings can make the conseqpences of a belief pleasant or unpleasant. Belief in the superior merit of a dictator has pleasanter consequences than disbelief, if you live under his government. Wherever there is effective persecution, the official creed is 'true' in the pragmatist sense.
情報源: Power, 1938.
詳細情報:https://russell-j.com/beginner/POWER16_050.HTM
<寸言>
権力者がプラグマティズムの哲学を利用する場合は、このタイプのプラグマティズムを採用しますね。