バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 独立(自立)を愛することというのは,大部分の場合,外的な干渉を抽象的に嫌悪することではなく,政府が望ましいと考る何らかの形の統制 - (たとえば)酒類製造販売禁止,徴兵制,国教信奉(注:英国国教会などの信奉)、その他、を嫌悪することである。

Love of independence is, in most cases, not an abstract dislike of external interference, but aversion from some one form of control which the government thinks desirable -- prohibition, conscription, religious conformity, or what not.
 情報源: Power, 1938.
 詳細情報:https://russell-j.com/beginner/POWER11_150.HTM


 <寸言>
 「自立」には経済的自立その他いろいろあるが,「知性」を重んじ,他者から矯正されることを嫌う者は、政府からの圧力や干渉も拒否しようとする。