バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )
  
 自らの理性が悪くないと告げる行為について,あなたが後悔を感じはじめるようなときには,いつでも,後悔の感情の原因を調べ,その不合理性について,細部においてまで確信をもつべきである。

Whenever you begin to feel remorse for an act which your reason tells you is not wicked, examine the causes of your feeling of remorse, and convince yourself in detail of their absurdity.
 出典: The Conquest of Happiness, 1930, chap.7: the sense of sin
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/HA17-060.HTM

 <寸言>
・幼少期に自分の世話をした母親や乳母の信じていた愚かな道徳感がしらないうちに植えつけられ・・・
・不合理なタブーや迷信を子供時代に植えつけられ・・・
・意識と無意識との関係

 社会一般に受け入れられている考え方と異なる考えを持つ場合には,よほど強い気持ちを持っていないと,社会の反発が怖くて,弱気になりがち(時には自分が間違っているかも知れないと思ったりする)。しかし,今通説となっている考え方でもいかに多くの事柄が,以前は非常識だと考えられていたということを,歴史を勉強することによって学べば,勇気が湧いてくる。