バートランド・ラッセル 英単語・熟語 p065 - pious
★ pious (adj.)【信心深い,敬虔な;立派な;(軽蔑)信心ぶった,偽善的な,もっともらしい】
* piety (n):敬虔,信心深さ;孝行
* impious (adj.):不信心な
1.ラッセルの著書から
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[その他に,もう一人,娘がいたが,彼女は,信心深く,ごく正統派のクェーカー教徒であり続けた。彼女はいつもクェーカー教徒でない者は,'世俗的な人間'であると言っていた。]
出典:ラッセル『自伝』第1巻第5章「初婚」
In the present day, the most important example of it is the population explosion, which can only be combated by methods which to the old seem impious.
[現代,その最も重要な実例は,人口爆発であり,その問題は,老人達には邪悪な行為と想われるような方法(注:産児制限など)によってのみ戦うことができるのである。]
出典:ラッセル『自伝』第3巻第1章「英国への帰国」
There is an equal ethical tyranny; nationalism, filial piety, Mikado-worship, etc., must not be called in question, and therefore many kinds of progress are scarcely possible.
[これに劣らぬ道徳上の圧政もある。たとえば,国家主義,親孝行,皇室崇拝などは疑問を懐いてはならないものであり(とされ),従って,様々な進歩がおよそ不可能となる。]
出典:ラッセル『教育論』第2章「近代日本の教育」
2.参考例
ラッセル英単語・熟語1500 |
[彼は信心深い両親に育てられた。]
出典:宮川幸久(編著)『英単語ターゲット1900』p.407.
I could see that he wasn't really sorry, despite his pious apologies.
[もっともらしい謝罪はあったが,彼は,本当は後悔していないとわかった。]
出典:『新版完全征服データベース5500 合格 英単語・熟語』p.311.
Despite his pious expressions of regret, we could see that the outcome was quite satisfactory to him.
出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.