バートランド・ラッセル 英単語・熟語 p027 - penny wise (and) pound foolish
★ penny wise (and) pound foolish【小銭を惜しむあまり大金を損すること,一文惜しみの百知らず】
1.ラッセルの著書から
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[一般的に、諺は二つで対になって流布し、互いに逆の真理を述べている。「急がば回れ」の反対は、「今日の一針は明日の十針(時を得た一針は九針の手間を省く)(A Stitch in time saves nine)」であり、「小銭を大事にすればおのずから大金がたまる (Take care of the pence and the pounds will take care of themselves)」の逆は「一文惜しみの百知らず (Penny wise, pound foolish)」であろう。「三人寄れば文珠の知恵 (Two heads are better than one)」の逆は「船頭多くして舟、山に登る (Too many cooks spoil the broth)」であるだろう。その他いろいろ。
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ』のなかの「諺について」]
ラッセル英単語・熟語1500 |
2.参考例
Asking the workers not to make private telephone calls from the office is not really likely reduce the firm's losses - It's just being penny wise and pound foolish.[会社から私用の電話をかけないように,従業員に言っても,会社の経費の節約にはならないであろう。
出典:『研究社-ロングマン イディオム英和辞典』p.374]