バートランド・ラッセル 英単語・熟語 j008 - jaw
★ jaw (n) [あご;(複数形 jaws で,動物の)口;(複数形で,谷などの)狭い入り口;(口語)雑談,無駄話]
* the lower(upper) jaw :下(上)顎;
1.ラッセルの著作から
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* wrench (v):ねじる,ひねる;ねじりとる;(事実を)曲げる
[もちろん私は,癌であるかもしれないということを怖れる理由のあることを,オットリーン(注:ラッセルの愛人)には話さなかったが,その可能性があるという考えは,私の幸福感により強度を与えることによって,また,自分の幸せが破滅への入り口でもぎとられようとしているという感覚によって,私の幸福感を高めたのである。
出典:ラッセル『自伝』第1巻第7章「再びケンブリッジ大学へ」]
White men have never had so high a conception of politeness as this, but we still consider it necessary to smile throughout a dull party so that when we get home our jaw muscles ache.
[白人は,儀礼の概念をこれほど重視したことは決してないが,退屈なパーティーの間中,微笑し続ける必要があるといまだに思っており,帰宅すると顎の筋肉が痛くなる。
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の「微笑について」]
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[彼(注:実業界で高い地位についている人たち)は,会社では,大物の経営幹部としての資質を示すのが彼の役目である。堅くしまった口元(口周りの顎),はっきりしたものの言い方,使い走りの給仕以外の全ての人に感銘を与えるように計算された,賢明かつ冷静な態度(など)を身につけていく。
出典:ラッセル『幸福論』第3章「競争」]
2.参考
A strong square jaw is supposed to be a sign of firm character. / We hadn't seen each other for months, and we sat down for a good jaw.[ 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.]