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バートランド・ラッセル 英単語・熟語 - 状態と動作

★ wear [(t) (何かを)身につけている → 着ている,(靴を)はいている,(帽子を)かぶっている,(指輪を)はめている;(ひげなどを)はやしている;すり減らす;疲れさす | (vi) 使用に耐える;擦り切れる || (n) 着用(物);衣服]


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* wearable (adj.):着用できる,着用に適する → wearable computer
* be wont out 疲れ果てている
* wear out すり減らす
* wearing (adj.):着用の;うんざりさせる,疲れさせる

* 今井むつみ『英語独習法』p.66: 英語では、そもそも状態と動作は別の動詞で表される。たとえば wear という動詞は状態動詞であり身につける動作を言う時に使われることはない。She is wearing a red dress. は赤いドレスを(今)身につけているこ「状態」を言っている。身につける「動作」を言う時は She is putting on a red dress. と言わなければならない。・・・。しかし、状態動詞でも、「今」こういう状態であるという含意をもたせる時には進行形を使う場合がある。たとえば、「今」目の前の高校生が着ている制服がかわいいと言いたい時には、She is wearing a cute uniform. と進行形で言い、「いつも」特定のかわいい制服を身に着けていることを言う時には、 The students of this school wear a cute uniform. のように現在形で使う。

1.ラッセルの用例


ラッセル英単語・熟語1500
Although he wandered about with an air of dreamy abstraction, wearing his hat on the back of his head, motorists became convinced that he must be someone of enormous importance, and waited patiently while he went his way.
[彼は,帽子を'阿弥陀にかぶり'(「あみだかぶり」は,もともとは後頭部にかぶった編み笠が,阿弥陀如来の放射状の後背(=こうはい)に似ていたことからこのようにいわれたもの,とのこと),ぼおっとして放心したように歩き回ったが,運転手たちは,彼は非常に重要な地位の人物にちがいないと確信し,彼が行き過ぎるまで辛抱づよく待った。]
 出典:ラッセル『自伝』第1巻第3章「ケンブリッジ大学時代

even from a given point of view the colour will seem different by artificial light, or to a colour-blind man, or to a man wearing blue spectacles.
[またあたえられた同じ視点からでさえ、人工光線のもとや、色盲の人、青色眼鏡をかけた人ではちがって見えます。]
 出典:ラッセル『哲学入門』第1章「外見と実在

2.参考例

2.参考例

You can't wear jeans to the theater.
[ジーンズをはいて劇場へ行ってはいけません。]
 出典:『VITAL 3000 英単語・熟語』p.53

I will wear these shoes for years.
[この靴は何年も履けるだろう。]
 出典:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』p.438