バートランド・ラッセル 英単語・熟語 c022 - Christian
★ Christian [(n) キリスト教徒;立派な人 || (adj.) キリスト教の;キリスト教徒の;人間らしい]
1.ラッセルの用例
ラッセル英単語・熟語1500 |
[キリスト教徒 - 福音書に書いてあることと正反対のことをやる者
* たとえば,「右の頬を打たれたら左の頬を向けよ」ではなく「目には目を,歯には歯を」といったような・・・)
出典:Bertrand Russell's The Good Citizen's Alphabet, 1953 ]
To take another illustration : nobody can prove that there is not between the Earth and Mars a china teapot revolving in an elliptic orbit, but nobody thinks this sufficiently likely to be taken into account in practice. I think the Christian God just as unlikely.
[いま一つ例をあげて申しますと,地球と火星の間に楕円形の軌道にのって回転している中国製の陶器の茶瓶がないとは誰も証明することができませんが,だからといって,そういうものがあるということが,実際に十分に計算に入れらべきだなどとは誰も考えません。わたしは,キリスト教の神も,ちょうどこれと同じように実在しそうもないと考えます。
出典:『拝啓バートランド・ラッセル様』の中の「無神論者か不可知論者か」]
In so far as Christianity has become less persecuting, this is mainly due to the work of freethinkers who have made dogmatists rather less dogmatic.
[キリスト教が,あまり迫害的でなくなったのは,主として教理学者を,より教理的でなくした,自由思想家の働きによるものである。
出典:バートランド・ラッセル 「不可知論者とは何か」]