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バートランド・ラッセル 英単語・熟語 b027 be beneath one's dignity

★ be beneath one's dignity [~の威厳にかかわる) ,体面にかかわる]


1.ラッセルの用例


あるいは
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Nowadays, such erudition is only expected of professors; and then only in departments - one professor knows Latin, another knows the old masters, another knows music, and yet another knows whatever is least worth knowing in modern literature. The rich would think it beneath their dignity to have such knowledge, and ignorance has become the hallmark of social eminence.
* erudition (n):博学,博識
* hallmark (n):(金銀の)純分認証極印;品質優良の証明,太鼓判

[今日では,このような博識は,大学教授にしか,さらに言えば,大学の各学科(の専門)の教授にしか期待できない。ある教授はラテン語を知っており,別の教授は昔の絵画の巨匠について知っており,またある教授は音楽に詳しく,また別の教授は現代文学に関するほとんど価値のないことを何でも知っている(といった具合である)。今日の金持ちは,そういった種類の知識を持つことは(逆に)自分の体面にかかわると思うだろう。無知は社会的地位の高さの'品質証明マーク'となっている。
 出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』 のなかの「黙想の衰微」]

2.参考例


ラッセル英単語・熟語1500
It is beneath my dignity to ask a favor.
[恩恵を請うのは私の威厳にかかわる。
 出典:森一郎『試験にでる英熟語』p.48]

She thought it was beneath her dignity to wash clothes by hand- She had to have a washing machine.
[手で衣類を洗濯するなんて体面にかかわるー-どうしても洗濯機が必要だ,と彼女は考えた。
 出典:『研究社-ロングマンン イディオム英和辞典』 p.121]

It is beneath a person's dignity to do ....
[・・・するのは,人の威信(体面)にかかわる(人にふさわしくない)。
 出典:Kenkyusha's New English-Japanese Dictionary, 5th ed.]