最所フミ(編著)『英語類義語活用辞典』(pp.208-210)
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【"injure":「傷を負わせる」こと。名誉などの無形のものを傷つける場合にも使われる。】
【"harm":「害する」という総称的な観念に焦点を当てた言葉。"harmful"は「有害な」、"harmless"は「無害な」の意。】
【"hurt":傷つくあるいは痛む対象は主として感情。「そうしたって差し支えなかろう」といった意味の,スラングめいた使い方もある。】
【"damage":人間の場合には、主として名誉を傷つけられたことに対して使う。人間以外の場合には、物品の損傷や機能の低下したことなどに関して使う。】
(1-1) An injured wife sued her playboy husband for adding insult to injury.
[傷心の人妻が、プレイボーイの夫が自分の心を傷つけただけでなく、世間的に侮辱したとして告訴した。]
(1-2) He injured a shoulder in a football game.
[彼はフットボールで肩を痛めた。]
(2) One can cause a lot of harm to oneself and others by indulging in careless talk.
[口を慎まないと、自分自身にも他人にも、害をもたらすことになる。]
(3) It won't hurt you if you smile a bit.
[もう少ニコニコしても、あなたの損になるわけじゃなかろう(もう少しニコニコしなさい)。(if = even if)]
(4-1) She sued a gossip magazine for damage.
[彼女はあるゴシップ誌を名誉毀損で訴えた。]
(4-2) The race riots in the U. S. West Coast of the '60s caused untold damage to the local storekeepers.
[1960年代のアメリカ西海岸の人種暴動は土地の店主たちの財産に計り知れない損害を与えた。]
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