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バートランド・ラッセルの英語_日英語表現辞典シリーズ - b02: bake-no-kawa 化けの皮が現れる;化けの皮をはく give oneself away ; unmask

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 最所フミ(編著)『日英語表現辞典』(ちくま学芸文庫,2004年1月)を参考にした「ラッセルの英語_日英語表現辞典シリーズ」(通称 R日英表現)です。 総索引

★ bake-no-kawa :「化けの皮が現れる」 give oneself away /「化けの皮をはぐ(敵の意識的な偽善を暴露する)」 unmask (pp.289-290)

 * 「彼はうまく誤魔化していたが,ついには化けの皮が現れた。」
  → He faked pretty good but finally gave himself away.

 * 「あの悪党の面の皮をはいでやる。」
  → I will unmask the scoundrel.(scoundrel 悪党)



 R英単語・熟語集の用例とはできるだけ重複しないようにしますが、用例が少ない場合はどうしても重複してしまいます。あしからず。

A.ラッセルの著作における用例

<用例1>
In sex relations there is very often almost nothing that can be called real affection; not infrequently there is even a fundamental hostility. Each is trying not to give himself or herself away, each is preserving fundamental loneliness, each remains intact and therefore unfructified.
[性的な関係においては,真の愛情と呼べるものは皆無に等しいことが非常にしばしばあり,また,しばしばということではないが,根本的な敵意が存在することさえある。おのおのが自分の心をさらけ出すまいと努めている。おのおのが根本的な孤独を保ち続けている。おのおのが無傷のままでいるゆえに(傷つかないようにしているため),実を結ばない。]
 出典:ラッセル『幸福論』第12章「愛情

<用例2>
Frequently he will conceal this from himself by the belief that he is only sweeping away in order to build afresh, but it is generally possible to unmask this pretence, when it is a pretence, by asking him what the subsequent construction is to be.
[しばしば彼は,自分は新たに建設するために古いものを一掃しているだけだと信じる(信じこもうとする)ことによって,このこと(破壊だけが目的であること)を自分に隠そうとする。それが口実(みせかけ/ふり)の場合には,破壊の後に続く建設とは何であるか尋ねることによって,通例,その口実(みせかけ/ふり)の仮面をはぎ取ることができる。]
 出典:ラッセル『幸福論』第14章「仕事


B.他の参考例

 参考例みつからず