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ラッセルの英語_日英語表現辞典シリーズ

r_nichieigo_hyogen_a02 affinity


 最所フミ(編著)『日英語表現辞典』(ちくま学芸文庫,2004年1月)を参考にした「ラッセルの英語_日英語表現辞典シリーズ」(通称 R日英表現)です。
 総索引

★ affinity 類似性 (pp.012-013)

 「類似性」は、両者の間に客観的事実として存在する場合と、それを主観的あるいは本能的に感じて対象に引かれることを言う場合がある。
 "affinity" と "attraction" とは、同じく魅力の感覚を表す言葉であるが "affinity" (名詞の場合)は引かれる側に立った言葉で、主語になる人が誰か(あるいは何かに)引かれているのに対し、"attraction"(名詞の場合)は他人を自分の魅力で惹きつけることである。(もちろん、 be attracted to 受け身にすれば他人にひきつけられることになる。)

(1) 類似性が客観的事実である場合の例
-1. European languages have many affinities among them but none of them have any affinity with Japanese. (ヨーロッパの言語はお互いの中に類似性が多々あるが、日本語とは全然類を異にする。

(2) 主観的に類似性を感じて対象に引かれる場合の例
-1. He feels strong affinity for her.(彼は彼女に強く引かれる。

-2. She had odd affinities with people whose language she did not speak.(彼女はその人たちの国語を自分は少しも知らないのに、なぜか妙に親近感を覚えた。)

(参考)R英単語・熟語集: "affinity"
 R英単語・熟語集の用例とはできるだけ重複しないようにしますが、用例が少ない場合はどうしても重複してしまいます。あしからず。】


A.ラッセルの著作における用例

<用例1>
To begin with, the Chinese and Japanese are both yellow, which points to ethnic affinities; but the political and cultural importance of ethnic affinities is very small.
[まずなによりも、中国人も日本人もともに黄色人種であって、それが種族的類縁性(密接な関係性)を考えさせる。しかし、種族的類縁性の政治的文化的意義はとても小さい。]
 出典:Bertrand Russell: The Problem of China (George Allen & Unwin Ltd., 1922) p.117

<用例2>
Russian problems, it is true, have important affinities with those of China, but they have also important differences.
[ロシア問題が中国問題と重要な類似点をもつことは事実であるが,重要な相違点もある。]
 出典:ラッセル『中国の問題』第1章「問題点


B.他の参考例

<参考例1>
Sam was born in the country and had a deep affinity with nature.
 出典:Oxford Advanced Learnner's Dictionary』, 8th ed.

<参考例2>
If you have an affinity with someone or something, you feel that you are similar to them or that you know and understand them very well.
 出典:Collins COBUILD English Dictionary for Advanced Learners, new ed.