(ラッセル関係)建物・施設・設備等 n.001
索引
Plas Penrhyn
(プラス・ペンリン / プラース・ペンリン)
Address: Plas Penrhyn, Penrhyndeudraeth, Merioneth, Wales
ラッセルがエディスとともに晩年に住んだ北ウェールズの自宅
[引用]
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その後間もなく、私達は、スコットランド(旅行)からリッチモンドに戻る途中、北ウェールズに立ち寄った。私達の友人のルパート・クロウシェイ・ウィリアムズとエリザベスの夫妻は、プラス・ペンリン(Plas Penrhyn)と名付けられた一軒の家を北ウェールズに見付けておいてくれていたのである。彼らは、その家は私達夫婦と息子の子供達(孫)が楽しい休暇を過ごすのために良いだろう、と考えた。その家は小さく、慎ましいものであったが、心地よい庭と小さな果樹園と多数の立派な'ブナの木'があった。(注:Routledge 版の unprententios は誤植/日高訳では'桃の木'になってしまっている。)とりわけ、その家からは非常に美しい景観を跳望することができ、南方に海、西方はポートマドック湾とカナーヴォン丘、北方はグラスリンからスノードン(山)への渓谷、が見渡せた。私はその美しい眺めに魅了された。特にグラスリン渓谷の向こうにかつてシェリーが住んでいた家を眺めることができるのが気に入った。
(A short time later, on our way home to Richmond from Scotland, we stopped in North Wales where our friends Rupert and Elizabeth Crawshay-Williams had found a house, Plas Penrhyn, that they thought would make a pleasant holiday house for us and the children. It was small and unpretentious, but had a delightful garden and little orchard and a number of fine beech trees. Above all, it had a most lovely view, south to the sea, west to Portmadoc and the Caernarvon hills, and north up the valley of the Glaslyn to Snowdon. I was captivated by it, and particularly pleased that across the valley could be seen the house where Shelley had lived. )
[出典:『ラッセル自叙伝』AB32-140.HTM]
- プラス・ペンリンから6歳のアルトマン君への返事
- プラス・ペンリン:写真
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