子供にとって親が最も頼りになるのは ーまともな親であれば- (子供が)病気の時や,世間から非難されている時さえも含め,不幸な時である。私たちはみな,自分の長所ゆえにほめられれば喜びを感じるが,大部分の人は,心底ではそういう称賛は心もとないと感じるだけの謙虚さを持っている。親が子供である私たちを愛するのは,私たちが彼らの子供であるためである。
But it is in times of misfortune that parents are most to be relied upon, in illness, and even in disgrace if the parents are of the right sort. We all feel pleasure when we are admired for our merits, but most of us are sufficiently modest at heart to feel that such admiration is precarious. Our parents love us because we are their children, and ...
出典: The Conquest of Happiness, 1930, chap.13: The family.
詳細情報:http://russell-j.com/beginner/HA24-070.HTM
<寸言>
何か理由があるから相手を愛するのではなく,たとえ相手がどうであろうと愛することができる親と子。