バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 (私の90歳の誕生日の)翌日(1962.5.19)の午後、(ロンドンの)ロイヤル・フェスティヴァル・ホールで、支配人 T.E.ビーンの思いやりのある後援のもと、祝賀パーテイが催されたが、それについて何をどういったらよいかわからない。私のために記念コンサートが催され、いろいろなプレゼンテーションがあるということは聞かされていたが、コンサートがあれほど素晴らしいものになろうとは事前に知ることはできなかった。コリン・デイヴィス指揮のオーケストラの演奏も、リリー・クラウスの(ピアノ)独奏も、とても素晴らしいものであった。

Of the celebration party at Festival Hall, under the kind aegis of its manager, T. E. Bean, that took place the next afternoon, I do not know what to say or how to say it. I had been told that there would be music and presentations to me, but I could not know beforehand how lovely the music would be, either the orchestral part under Colin Davis or the solo work by Lili Kraus.
 出典:The Autobiography of Bertrand Russell, v.3:1944-1969 ,chap3:Trafalgar Square,(1969)
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/AB33-350.HTM

 <寸言>
 このラッセルの誕生日のために,ストラビンスキーは「誕生日を祝う小品」をラッセルに捧げている。