バートランド・ラッセルの言葉366_画像版

n.0043j (Dec. 13, 2016)

          
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  バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

権力のいいなりになる者(従順な人間)は,思想と行動の両面において進取の気性を失う。さらに,出鼻をくじかれているという感情によって引き起こされる怒りから,自分より弱い者をいじめることにはけ口を見つけがちである。これが圧政的な慣例がいつまでも続いている理由である。

The submissive lose initiative, both in thought and action; moreover, the anger generated by the feeling of being thwarted tends to find an outlet in bullying those who are weaker. That is why tyrannical institutions are self-perpetuating.
 出典:In Praise of Idleness, 1935, chap. 12: Education and Discipline
 詳細情報:http://russell-j.com/cool/32T-1201.HTM

 <寸言>
  権力者に反発をおぼえるのであれば,権力者に対抗すればよいはずであるが、実際は,自分より弱い者に対して権力を振るうミニ権力者になってしまう。いわゆる「長いものには巻かれろ」ということで,権力者は安泰となる。

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