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義務感は、仕事においては役に立つが、個人的な関係においては嫌なものである。人は他人に好かれることは望むが、忍耐強い諦めをもって耐えてもらうことは望まない。
A sense of duty is useful in work, but offensive in personal relations. People wish to be liked, not to be endured with patient resignation.
Source: Bertrand Russell: The Conquest of Happiness, 1930, chap.10: Is Happiness still possible?
More info.: https://russell-j.com/beginner/HA21-070.HTM
<寸言>
トランプ(元アメリカ大統領)の大統領選勝利の速報を受け、石破総理は「トランプ氏の勝利に心からのお祝いを申し上げる。また合衆国民の民主主義の選択に敬意を表する。」というメッセージを出しました。「合衆国民の民主主義の選択」という表現がわかりにくいですが、ハリスが勝利したら「民主主義の選択」ではないと言うはずはないので、「暴動がおこることなく、民主主義的な選挙によって選ばれたことをお祝いします」ぐらいの意味だろうと思われます。
それにしても、石破総理とトランプの相性はあまりよさそうに見えません。個人的な関係ではなく、「政治的な関係」ですから、「友好的な表情を作りながら、義務感から忍耐強い諦めをもって耐えながら話し合いをする」必要がありそうです。二人ともキリスト教徒ですが、トランプは福音派に属するので、宗教観においても大きな隔たりがありそうです。
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