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The man who has a different theology feels strange, and whatever is strange must be dangerous. Ideologies, in fact, are one of the methods by which herds are created, and the psychology is much the same however the herd may have been generated.
Source: Bertrand Russell: Human Society in Ethics and Politics, 1954, part II: The Conflict of Passions, chapter 2: Politically important desires, n.12
More info.:https://russell-j.com/cool/47T-2_0214.htm
<寸言>
政治信条、宗教、その他何であれ、異なるイデオロギー(信条)を信ずる集団同士はいがみ合います。自分が信じているイデオロギーは真実だと信じがちですが、違う国や地域に生まれ育てば、異なるイデオロギーを真理だと思ってしまうのが、現実です。
ところで、「the man who has a different theology feels strange, and whatever is strange must be dangerous.」という文は誤読する可能性があるので、ChatGPT と対話してみました。
【私:「the man who has a different theology feels strange」の「feels の主語は何ですか? 「感じる」ではなく、「感じられる」と訳しているので、「the man」は目的語となり、主語は「We」ということになるのでしょうか?
ChatGPT: この「feels」は「奇異に感じる」という能動的な意味ではなく、「奇異に思われる」「周りから奇異に見られる」というニュアンスです。ラッセルの言い回しで、本人がそう「感じさせられる」という、周囲の視点からの影響を受けていることを暗示しています。
私:言葉を補って書き直してください。
ChatGPT: 文を補足した場合の意味は次の通りです:
「the man who has a different theology is felt to be strange by many people」
「異なる神学を持つ人は、多くの人々によって奇異に感じられる」
「whatever is strange is also perceived as dangerous by them」
「奇異なものは、彼らにとって危険でもあると認識される」
私:英和辞典を引くと、「feel」の意味として「感じる」というのはありますが、「感じられる」という意味や用例はのっていません。なぜでしょうか?
ChatGPT: 英和辞典では「feel」を「感じる」と訳すのが一般的ですが、英語の「feel」には、文脈によって「感じられる」という受動的なニュアンスが含まれる場合があります。これは、日本語と英語で受動表現が異なることから生じる翻訳上の調整です。
英語の「feel」は、主語が「自分がどう感じるか」を表すだけでなく、「他者からどう感じられるか」「どのように思われるか」を示す場合もあります。例えば、英語では「He feels strange」という文をそのまま「彼は奇妙に感じる」と訳すと意味が伝わりにくく、「彼は(他人から)奇妙に感じられる」とすることで、周囲からの見られ方を反映できます。】
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#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell