バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 歩いたり話したりしようとする努力に見られるように、全ての正常な(発達をしている)子供が持っている自発的な学習意欲が、教育の原動力(推進力)であるべきである。 鞭(むち)をこの原動力(推進力=自発的な学習意欲)に置き換えたことは、現代の大きな進歩の一つである。

The spontaneous wish to learn, which every normal child possesses, as shown in its efforts to walk and talk, should be the driving-force in education. The substitution of this driving-force for the rod is one of the great advances of our time.
Source: Bertrand Russell: On Education, especially in early childhood, 1926, p.42
More info.: http://russell-j.com/beginner/OE01-120.HTM

<寸言>
 ほとんどの親がその通りだと考えますが、教育行政に携わる官僚や政治家は、教育現場から離れれば離れるほど、(税金は無駄使いしてはいけないという名目で)効率を求め、「飴と鞭」を不適切に使用したりします。なかには、国家あるいは現在の支配体制に従順な人間を育成したいと、義務教育に「教育勅語」を副読本に導入したりする者も現れたりします。
 ドイツのある有名な女性ジャーナリストが言っています。「道徳教育が必要なのは子供よりもまず政治家だ!」。

楽天アフィリエイトの成果(ポイ ント)は本ホームページのメンテナンス費用にあてさせていただきます。ご協力よろしく お願いいたします!
#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell