バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
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 多少の隠者的な気分は,優秀であることの多くの形態において必須の要素である。なぜなら,それがあってこそ初めて,(大衆の)人気をえたいという誘惑に抵抗することができ,世間一般の無関心や敵意にもかかわらず重要な仕事を追求できるのであり,世間に蔓延している誤謬に対抗する意見を持つに至ることができるからである。

Something of the hermit's temper is an essential element in many forms of excellence, since it enables men to resist the lure of popularity, to pursue important work in spite of general indifference or hostility, and to arrive at opinions which are opposed to prevalent errors.
Source: Power, a new social analysis, 1938, by Bertrand Russell
 More info.: https://russell-j.com/beginner/POWER02_160.HTM

<寸言>
 どんな集団(内)であっても「仲間はずれ」にされることは心地よくない。そのため、多少反社会的なことでもその組織に利益になると思うと同調してしまう。そうぢて、「毒を食らわば皿まで」といういうことで、「記憶にありません」とか、「記録がありません」とか言って保身に走る人が少なくない。

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