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セシル・ローズ(1853-1902:アフリカのナポレオンと呼称された英国の政治家で,1890年に英国首相となった。)は大英帝国に対する神秘主義的な信仰を公言していた。しかし,その信仰は,(彼に)十分な配当金を与え,彼が(南口ーデシアの)マタベレランド征服のために雇い入れた騎兵たちも,赤裸々に,金銭的な餌が提供された(のである)。組織化された食欲さが,ほとんどあるいはまったく偽装されることなく,世界の戦争において,非常に大きな役割を果たしてきたのである。
Cecil Rhodes professed a mystical belief in the British Empire, but the belief yielded good dividends, and the troopers whom he engaged for the conquest of Matabeleland were offered nakedly pecuniary inducements. Organized greed, with little or no disguise, has played a very large part in the world's wars.
Source: Power, a new social analysis, 1938, by Bertrand Russell
More info.: https://russell-j.com/beginner/POWER02_110.HTM
<寸言>
現代においては帝国主義的な考えをストレートに言う世界の政治家はほとんどいない。しかし、世界の平和のため、世界がより豊かになるため、と主張しながら、自国の利益のためなら他国が困ることを平気でやるリーダも少なくない。
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