バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

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 ウィリアムおじさんについては,私(幼い頃)はとても心を痛めた思い出がある。彼がある6月の夕暮れ,ペンブローク・ロッジにやって来たときのことであった。彼が来たのは,一日中快晴が続いた日の夜であった。私は終日その快晴を楽しんでいた。夜,私が就寝の挨拶を言う時刻になったとき,厳粛な面持ちで彼は私にこう言った。 「人間が楽しみを味わう能力というものは,年をとるとともに減退するものだ。だから,お前は,いま終わろうとしている今日の夏の日と同じくらい夏の日を楽しむということはもう2度とないだろう」  私は,突然涙がせきをきってとめどなく流れ,ベッドに入ってからもいつまでも泣き続けた。その後の私の経験により,彼の言ったことは残酷であると同時に真理ではないということがわかった。

Of Uncle William I have a very painful recollection: He came to Pembroke Lodge one June evening at the end of a day of continual sunshine, every moment of which I had enjoyed. When it became time for me to say good-night, he gravely informed me that the human capacity for enjoyment decreases with the years and that I should never again enjoy a summer's day as much as the one that was now ending. I burst into floods of tears and continued to weep long after I was in bed. Subsequent experience has shown me that his remark was as untrue as it was cruel.
 Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1
 More info.: https://russell-j.com/beginner/AB11-080.HTM

<寸言>
 昔、ある有名な指圧師(浪越徳治郎)の言葉(TV-CMでも放映)に「指圧の心親ごころ(母心)、押せば命の泉湧く」というのがありました。
 それにかければ(?)、「子供の心、親知らず」、といったところ。
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