"バートランド・ラッセルの言葉366_画像版

n.0031j (Dec. 1, 2016)

     
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  バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 



 私の期待する世界は,情動は強くても破壊的ではない世界,また,情動が情動として認められているので,それが自己をも他人をも欺くことにはならない世界である。そのような世界には,愛と友情があろうし,芸術や知識の追求が所を得るであろう。私には,より狂暴なものを望むひとびとを,満足させることはできそうにない。

The world that I should wish to see is one where emotions are strong but not destructive, and where, because they are acknowledged, they lead to no deception either of oneself or of others. Such a world would include love and friendship and the pursuit of art and knowledge. I cannot hope to satisfy those who want something more tigerish.
 出典:Human Society in Ethics and Politics, 1954, Preface
 詳細(PCサイト):http://russell-j.com/cool/47T-PREF.HTM

 <寸言>
 より狂暴なものを望む人々っていうのは,具体的にはどんな人だろうか?
 たとえば,橋本(徹)とか、石原(慎太郎)とか、百田(尚樹)とか,いっぱいいますね。こういった人たちは「他人を罵倒すること」を商売としているような感じでわかりやすいですが、もっと危険なのは、(悪いことを隠すために、わざと)良いことしか言わない人々(安倍総理その他大勢)かも知れないですね。

 国民の生命を絶対守る(本音:無人島であれ他国による侵害は1ミリたりとも許さない、そのためには自衛官が多少死ぬこともやむえない)

 安価な電源(ベース電源)を確保する、アベノミクスの成功のためには原発の維持は絶対必要、世界一の安全基準により・・・(本音:万一大事故がおこったら政府が責任を持つと言えばよい → 謝罪のために為政者の個人的なお金を費やすのではなくあくまでも税金(血税!)をできるだけ支出すると言っているだけ/有事の時には、大量のプルトニウムで核兵器を作ることができる;いざという時には作ることができる「可能性」だけでも,安全保障面で有効だ!)

 国に殉じた人を「英霊の御霊に(えいれいのみたまに)・・・」とか呪文のように言えばどんな非難もかわすことができる。外国人によって殺された日本人より、外国人を殺した日本人(兵隊)のほうがずっと多くても数字を言わなければ誤魔化せる(戦争の実相・実態を隠そうとする政治家たち/本音:もしまた他国と軍事衝突が起こった場合には,死ぬことをおそれずに戦う自衛官=軍人が多数いないといけない。戦時において敵=外国人を殺すことは悪いことではない、いや善いことだ,という「錯覚」を持ってもらう必要がある。経済格差は貧しい人たちを自衛隊にいれさせるためには効果的だ)。

 ラッセル曰く:
・「超大国(強国)は,今のところ,その気になればいつでも,他の(弱小の)国々の成員を殺す特権を持っている。この自由(人を殺す特権)は,正義と公正を守るために死ぬ英雄的特権として★偽装★させられている。」
・「愛国者は,国(祖国)のために死ぬとは言うが,国(祖国)のために外国人を殺すとは言わない。」