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ラッセル(著),桐生政次(訳)『科学の未来と文明破壊の脅威』(聖山閣,1926年12月 129p. 19cm. 未来叢書・第4篇)

原著:Icarus; or, The Future of Science, London; Kegan Paul, 1924. 64 p. 16 cm)

* 訳者の桐生政次(1873-1941;東大法学部卒。ペンネームは桐生悠々=きりゅう・ゆうゆう)は信濃毎日の記者(主筆)をしていたが、灯火管制をしても東京が爆撃されたらおしまいだと発言し、軍から睨まれて、退社をよぎなくされた。
* pp.55-129:「科学の未来と愛と生殖との分離」(J. B. S. Haldane 著)
* 早稲田大学ラッセル関係資料コーナー(松下寄贈本)及び、国会図書館(請求記号:545-54)で所蔵

目 次

 原著画像

1 緒論 n.1
2 物理学*1の影響
3 組織の増進*2
4 人類学的科学
5 結論

*1 physical sciences: (生物学を除いた)自然科学の意味と思われるので、「自然科学」とすべきか
*2 The increase of organization: 組織(化)の増大?

(科学は人間の幸福を増進するだろうが、長年政治家や政府の行いを見てきた結果からいうと、科学は、人間の幸福の増進よりも、人間を支配するために使われそうだという危惧を私はもっている。)