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ラッセル英単語・熟語


★ sphere (n) [球;球体;天体;(活動・知識・勢力などの)範囲、領域、分野:(古代天文学での)天球;(詩)天(空)]

* 『東大英単』p.194の説明:「球体」が元来の意味。古代の天文学では、地球は中心を共有する幾つかの透明な球面によって取り巻かれており、その上に惑星が張り付いていると考えられていた。この球面が sphere であった。このような古代の意味がもとになって、atmosphere (大気圏),stratosphere (成層圏), ... などの呼称が作られている。
* hemisphere (n): (地球、天球の)半球(体);(大脳・小脳の)半球。

The effects of modern knowledge upon our mental life have been many and various, and seem likely, in future, to become even greater than they have been hitherto. The life of the mind is traditionally divided into three aspects: thinking, willing, and feeling. There is no great scientific validity in this division, but it is convenient for purposes of discussion, and I shall, therefore, follow it.
It is obvious that the primary effect of modern knowledge is on our thinking, but it has already had important effects in the sphere of will, and should have equally important effects in the sphere of feeling, though as yet these are very imperfectly developed.

 近代知識がわれわれの精神生活におよぼす影響は、多岐にわたっているが、将来は、これまでよりも、もっと多くなると思われる。精神生活は伝統的には、三つの面に分類されている――思索(思考)、意志、感情(松下注:いわゆる「知・情・意」)がそれである。この分類にはたいして科学的な妥当性はないけれども、議論のためには便利であるから、それに従っておくことにしよう。
 近代知識の最初の影響が思索(思考)におよんだことはわかり切ったことであるが、近代知識は、すでに、重要な影響を意志の分野においてもおよぼしているし、当然、同様な影響を感情の分野でもおよぼすに相違ない。もっとも今までのところ、その発展は十分とは言えないけれども。
 出典:ラッセル「拡大する宇宙の精神的把握(1958年執筆)」冒頭]

A sphere may be defined as a three-dimensional figure consisting of all points that are equidistant from one specific point.
[球とは、特定の一点からの距離が一定であるすべての点の集合から成る三次元の形象と定義できる。
 出典:『東大英単』p.193]

The earth is not a perfect sphere. / She is active in many spheres.
[地球は完全な球形ではない。/ 彼女は多くの分野で活躍している。
 出典:『京大学術語彙データベース 基本英単語1110』p.58]

Government is extending its sphere of influlence to cover all parts of our lives.
[ 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.]