バートランド・ラッセル『私の哲学の発展』第1章 概観 (松下彰良 訳)
* 原著:My Philosophical Development, by Bertrand Russelll (London; George Allen & Unwin, 1959)総目次
第1章 概観 イントロ累積版
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- 私の哲学の発展は、私が関心を持ってきた諸問題と,その研究及び著作(work)によって私に影響を与えた(与えたきた)人々によって(に従って),多くの段階に分けることができるであろう。
- (私が入学した)ケンブリッジ大学では,カント及びヘーゲルの哲学を教え込まれた。
- けれども、1910年以後、純粋数学に関して私がしようと思っていた全てのことをしてしまうと、私は物理的世界について考え始めた。
- ほぼ同時期に、即ち1917年頃に、私の興味を引き始めたもう一つの問題があった。