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(早稲田予備校、1969年、194p。早慶上智合格新書) 30年ほど前、小説家のサマセット・モームと並び、B.ラッセルの英文は、大学の入試問題としてもっとも多く出題されていました。最近では余り出題されなくなっているかも知れませんが、ラッセルの英文はわかりやすく、含蓄にとんでいますので、現代においても、英語学習者にとって最適の教材であると思われます。 なお、「もりやつとむ」というのは、牧野力教授のことです。(2001.04.02) ・まえがき(p.6〜15) なぜ毎年出題されるのか 真の読解力とは? 最近の出題傾向 設問の日常練習と注意点の認識 どういう点に注意して読めばよいか? ラッセルの政治思想の特色 ラッセルの反宗教論の真意は? ・ラッセルの人と思想について(p.16〜56) 1.現代のヴォルテール 2.名門中の名門貴族 3.一千万人といえども我いかん 4.孤独に克つ 5.真理探究のつどい 6.訪独とマルクス研究 7.新しい論理体系の確立の歩み 8.『数学原理』の完成 9.講師時代の活動と著述 10.囚人第2917号B.ラッセル 11.日・中ソ訪問 12.幸福論とレジャー論 13.ビーコン・ヒル・スクール 14.ラッセル事件と『西洋哲学史』 15.英国王との対話 16.小説家ラッセルと彼の哲学のまとめ 17.ラッセル=アインシュタイン宣言 18.ラッセル平和財団と国際戦犯ラッセル法廷 19.入試問題への対策 ・Open Mind, Open Heart 第1〜12予想問題(p.57〜99) ・Political Ideals 第1〜21予想問題(p.100〜192) 注・訳注(p.193) |