バートランド・ラッセル関係者の死亡記事 - 橋本峰雄(はしもと・みねお)氏
* 出典:『朝日新聞』1984年3月8日(夕刊?)掲載
神戸大学教授、京都法然院(第30世)貫主。1984年3月7日、午前11時16分、食道ガンのため、京都市左京区の京大病院で死去、59歳。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は長男で法然院執事の梶田真章(かじた・しんしょう)氏。自宅は左京区鹿ケ谷御ノ段町の法然院。
徳島県出身。京大文学部哲学科卒業。昭和30年、仏門に入り西洋哲学を経由した異色の仏教者として研究、評論に幅広く活躍。
著書に「くらしの中の仏教」「哲学のすすめ」「丸いメガネを返せ」など、翻訳にダランベール「百科全書序論」など。
★参考:橋本峰雄「ラッセル『哲学の諸問題』」