人の振り見て我が振り直せ One man’s fault is another’s lesson.

kuchi-ni-chakku 最も親しい友人までが、自分(あなた)をからかって、機知をきかせて皮肉を言って楽しむ傾向があることを初めて知ると、そのような経験は非常に辛いものであり、本人も他人に対し同様のことをよくやっていることに気づいていても、ひどく立腹する。しかし、少し経験や反省をすれば、自分だけが例外でありまた自分の欠点を他人から笑われないことを期待することはできない(虫がよすぎる)と、誰もが確信するだろう。

The first time one learns that one’s best friends are liable to be wittily satirical at one’s expense, the experience is very painful, and one feels furious in spite of the consciousness of often having done the ame thing oneself; but a little experience and a little reflection will convince anybody that he cannot hope to be an exception and to have none of his foibles ever laughed at.
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ』の中の「嫉妬について」
詳細情報:http://russell-j.com/JEALOUS.HTM

<寸言>
人の振り見て我が振り直せ
同じことをやっているというこたがわかれば,お互い非難し合うことが少なくなり,お互いが楽になる。