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バートランド・ラッセルのポータルサイト

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「(週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン」
  no.0766_2022/01/08 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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    ■ 目 次 ■
          
 1.ラッセルの著書及び発言等からの引用
 2.ラッセルに関する記述や発言等
  編集後記

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 1.ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
     n.2145~2147  を発行しました。2つ再掲します。

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  <お知らせ>
  当分の間、「ラッセルの英語」は「ラッセル英単語」のみとします。
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 (1) 「ラッセルの英語」n.2146
          
 バートランド・ラッセルの英語 n2146

  https://russell-j.com/beginner/reitan-p134.htm

 ラッセル 英単語・熟語 pomp

★ pomp【(n) 壮観、華麗;(複数形で)見せびらかし、虚飾、虚栄】
* pompous (adj.):もったいぶった;尊大な;気どった、おおげさな;華やか
な


1.ラッセルの用例

A democratic politician is very likely to be overawed by the 
unaccustomed pomp and to be led, almost unconsciously, into a 
deference for royal judgements, which is not likely to be advantageous
 to the public.
[庶民出の政治家は見たこともない(宮廷の)華麗さに圧倒され、ほとんど無
意識的に国王の判断に敬意を表してしまうが、これは民衆に利益をもたらしそ
うなものではない。]
 出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の「家柄崇拝」
          https://russell-j.com/SNOB.HTM

It seems I am to live amid the pomp surrounding the government of a 
great military Empire.
[どうやら私は、偉大な軍事帝国(注:革命直後のロシア)の政府を取り巻く
華やかさの中で生きているようです(生きているように思われます)。]
 出典:ラッセル『自伝』序論の最後の部分
          https://russell-j.com/beginner/AB22-170.HTM

In the middle of it (= the feast) the Tuchun apologized for the 
extreme simplicity of the fare, saying that he thought we should like
 to see how they lived in everyday life rather than to be treated with
 any pomp.
[宴会の半ばに,その軍政長官は,料理(飲食物)が極めて粗末で申し訳ないとわ
び,私たちが盛大な接待をうけるよりも彼らが日常どのような暮らしをしてい
るかを見ることの方がはるかにお望みのことだろうと考えた(からである)と語
った。。]
 出典:ラッセル『自伝』第2巻第3章「中国」
          https://russell-j.com/beginner/AB23-040.HTM


2.参考例

with pomp and circumstance
[威風堂々と]
 出典:『究極の英単語 v.4 - 超上級の3000語』p.439

all the pomp of an imperial coronation
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.

Pomp is the use of a lot of ceremony, fine clothes, and decorations,
 especially on a special occasion.
 出典:Collins COBUILD English Dictionary for Advanced Learners, new
 ed.


 (2)「ラッセルの英語」n.2147

  https://russell-j.com/beginner/reitan-o075.htm

 ラッセル 英単語・熟語 

★ obituary【(n) (新聞などの)死亡記事、死亡者略歴;(宗)過去帳 | 
(adj.) 死亡の、死者の || 複数形は obituaries】

* an obituary notice 死亡告知、死亡記事


1.ラッセルの例

It provided me with the pleasure of reading my obituary notices, which
I had always desired without expecting my wishes to be fulfilled. One
 missionary paper, I remember, had an obituary notice of one sentence:

'Missionaries may be pardoned for heaving a sigh of relief at the news
 of Mr. Bertrand Russell's death.

[それ(その誤報記事)は、私に(生きながら)自分の死亡記事を読むという
楽しみを与えてくれた。それは - そのような望みがかなえられるとは思って
もいなかったけれども- 私がずっと望んでいたことである。キリスト教系の
(布教のための)ある新聞が,次のような一行の私の死亡記事を載せていたの
を記憶している。

「宣教師は,バートランド・ラッセル氏死去の報に接し,安堵から胸をなでおろ
しても(ほっとしてため息をついても)許されるであろう。」]
 出典:ラッセル『自伝』第2巻第3章「中国・日本」
          https://russell-j.com/beginner/AB23-110.HTM


2.参考例

place an obituary
[死亡記事を載せる]
 出典:『究極の英単語 v.4 - 超上級の3000語』p.440

an obituary notice/column
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English. new ed.

Someone's obituary is an account of their life and character which is
printed in a newspaper or broadcast soon after they die. | I read your
 brother's obituary in the Times.
 出典: Collins COBUILD English Dictionary for Advanced Learner's, new
 ed.


■「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2, n.1954~1956          
1) n1954:ラッセル『私の哲学の発展』第13章 「言語」n.4
             https://russell-j.com/wp/?p=6891
           
2) n1955: ラッセル『私の哲学の発展』第13章 「言語」n.5
            https://russell-j.com/wp/?p=6895

3) n1956:ラッセル『私の哲学の発展』第13章 「言語」n.6
            https://russell-j.com/wp/?p=6898



■「ラッセルの言葉366_画像版」

 日本語 version : n.1881j-1895j を投稿
 英 語 version : n.1881e-1895e を投稿

 一つだけ再録します。
  n.1888j ( Jan. 1, 2022)
     https://russell-j.com/smart_r366/r366g_j1888.html

 「人と協力する3つの理由」

 現代社会では,産業主義のおかげで,世界史の以前のいかなる時代よりも,社
会的な協力を必要としている。ところで,人と協力するには三つの理由がある。
一つは相手を愛するからであり,一つは相手を恐れるからであり,もう一つは不
正な利得にあずかりたいと望むからである。これらの三つの動機は,人間の協
力が必要なそれぞれの領域において,それぞれ異った重要性を持つ。第一の動
機は生殖を支配し,第三の動機は政治を支配する。しかし日常的な政治のとり
ひきは,それが国家のものであろうと他の社会的組織のものであろうと,恐怖の
上に成り立っている。
The modern world, owing to industrialism, requires social co-operation
more than it was required in any earlier stage in the world's history.
 Now there are three reasons for which you may co-operate with a man: 
because you love him, because you fear him, or because you hope to 
share the swag. These three motives are of differing importance in 
different regions of human co-operation: the first governs 
procreation, and the third governs politics. But the ordinary everyday
business of government, whether in the state or in any other social
 institution, depends upon fear.
 Source: Mortals and Others, v.1, 1975
 More info.: https://russell-j.com/COWARD.HTM

<寸言>
 「協力の動機」は、もちろん、単純にこの3つのうちのどれかではない場合
も少なくありません。愛するとともに恐れて、恐れるとともに不当の利益を得
るために、愛するとともに不当な利益を得るために「協力する」ことがあり、
その度合も様々です。
 また、「協力の動機」は、時間が立つとともに、変わることがあります。
「昨日の敵は今日の友」「今日の敵は昨日の友」ということで・・・、岸田総
理が安倍元総理と協力する動機も少しずつ変化しつつあります。決別の日が来
るのでしょうか?

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(2) ラッセルに関する記述や発言等 
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 昨日配信のネット記事(「〈算数嫌いにさせない思考法〉石器時代の物品
管理ツール「トークン」から「1対1の対応」を考える」 朝日新聞 EduA)に
バートランド・ラッセルを引用しているものがありましたので、参考までお
知らせしておきます。
(先程配信したメルマガには含まれていない追加分です。)
 → Yahoo 記事

「トークンは、紀元前8000年頃から紀元前3000年頃まで途切れることなく使
われていたようですが、「ひとつがいの雉(きじ)も2日も、ともに2という
数の実例であることを発見するには長い年月を要したのである」という哲学
者・数学者バートランド・ラッセル(1872-1970)の言葉にもあるように、具
体的な物品それぞれに応じたトークンによる数の概念が発展し、具体的な物
品によらない数の概念が確立するまでには長い年月を要しました。」

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 編集後記 「裏ブログをはじめました!」
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 バートランド・ラッセルのポータルサイト https://russell-j.com/ は公的
な性格が強く、ラッセル関係以外のことや私的なことはほとんど書いていませ
ん。そこで、別サイト https://365d-24h.sakura.ne.jp/ で私的なブログを始
めることにしました。(ドメイン名 365d-24h.sakura.ne.jp は「365日、24時
間」にかけています。)

 即ち、本年1月4日に、「忙中閑あり or 閑中忙あり?_8月8日生まれの
ご隠居ブログ」という長ったらしい名前の「裏」ブログをはじめました。こち
らの趣旨は、「8月8日(獅子座/寅年)生まれのご隠居が?徒然なるままに、
世相、読書、IT、英語学習、SNS、TV、株、その他について何事かを書き綴る
 -ただし、自己満足ではなく、できれば他人が読んでも何か役に立つように
心がけ・・・」と銘打っています。

 こちらは全く別のドメイン及びURLにしましたので、お互い干渉?すること
はないはずです。こちらは閲覧者は少ないでしょうが・・・(松下彰良)


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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
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