9出版社(岩波、東大出版会、みすず書房他)共同による復刊事業が行われていますが、復刊図書の「候補」として、ラッセル関係の本が3冊があげられています。書店にいくと無料のパンフレット「書物復権」がおいてあり、その中に★リクエスト葉書★が入っています。
昔はラッセル関係の図書がたくさん出版されていましたが、最近は数冊しか入手できなくなっています。読んでみたいという方は、リクエスト葉書で要望を出していただければ幸いです。応募締切りは2月末となっています。
なお、より簡便に、下記のページからリクエストすることもできます!
→ https://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/kouholist2007.html
(2007.02.09)
(2008.07.20 追記:下記は全て復刊されていますが、印刷部数が少ないので入手が困難かもしれません。その場合は下記のアマゾン・コムから購入できます。)
- 碧海純一著『ラッセル』(勁草書房、予価3,150円)
・イギリスを代表する思想家の生涯と思想の発展過程を、代表的著作を紹介しながら叙述する。
- バートランド・ラッセル(著)、河合秀和(訳)『ロシア共産主義』(みすず書房、予価1890円)
・1920年、革命直後のロシアを訪れた哲学者ラッセル。瀕死のソビエト民主主義の根本問題を探求する。ソ連の崩壊を予見していたかと思われる書
- バートランド・ラッセル(著)、河合秀和(訳)『ドイツ社会主義』(みすず書房、予価2100円)
・1895年、ドイツを訪れ、社会民主党の人々と交流したラッセル。マルクス主義の理論的な誤りを指摘・批判しつつも、社会民主党への共感をも示した思索の書。