5−2.東京大学附属図書館における学術情報システムの課題



−1.電子化の体制


 ・システム部門の強化(例:情報サービス掛の設置)

 ・要員確保・養成

 ・研究開発体制の整備

 ・学内情報関連諸施設との提携

  大型計算機センター、教育用計算機センター、総合研究博物館


−2.業務システムの課題


 ・分散システムの導入・安定的稼働

   ホスト集中型 → CSS(WS+PC)へ


−3.情報サービスの課題


 (1)OPAC関係

  ・検索可能な蔵書の範囲の拡大(遡及入力の推進)

   *東大は平成7年度から10ケ年計画で始めたが10年かかっても遡及は90万件のみ

  ・OPACサービスを無休に(東大は月末はメンテでサービス休止)

  ・より利用者の使いやすいシステム(WebOPAC)

 (2)情報サービスメニュー(特にデータベースサービスメニュー)の拡大

   *CD−ROM等、商用のDBは高価(ネットワーク対応版は高価なため費用負担が問題)

   検索端末に依存しないシステム

   標準的なプロトコル(ANSI-Z39.50)に準拠したシステム

   →ネットワークを介して学内の学術DBを一元的に利用できていない。

    ↓

   情報サービスの統合化(の必要性)


−4.電子図書館的機能の強化


−5.その他の課題

  ・事務の合理化/h3>

  ・グループウエア(文書管理、スケジュール管理、ワークフロー管理、その他)