バートランド・ラッセル『事実と虚構』(邦訳書) - 目次
* 出典:バートランド・ラッセル(著),北川悌二(訳)『事実と虚構』(音羽書房,1962年7月 194pp.)* 原著:Fact and Fiction, 1961.
* 北川悌二 略歴
* 本書は,Fact and Fiction(1961年刊)の第2部(Politics and Education)の第3~10章及び,第4部(Peace and War)の邦訳。第1部(Books that influenced me in youth)及び第3部(Divertissements)は本邦訳書に収録されておらず,一部の他の邦訳書に収録されたものを除き未訳。
なお,第2部の第1章(What is Freedom?)と第2章(What is Democracy?)は,牧野力訳『民主主義とは何か;自由とは何か』(理想社,1962年5月)として邦訳出版されている。
目 次
★原著索引及び画像邦訳書裏表紙
第一部 政治と教育
1 ある科学者の民主主義主張
n.1
2 植民について
3 ナショナリズムの功罪
4 ヨーロッパ人の推理
・ピタゴラスとガリレイ
・意識なき自然
・異なった重要性
・相互依存の増大
5 わたしの望む世界
6 新旧の両文化
7 困難な世界に生きるための教育
8 大学教育
第二部 戦争と平和
1 東西緊張の心理 n.1
2 わたしが経験した戦争と平和
3 科学者の社会的責任
・世論への影響
・個人の行動への障害
4 安定した世界のための3条件
5 人口圧迫と戦争
6 1958年9月20日開催のウィーンにおけるパグウォッシュ会議によせる挨拶の言葉
7 1958年5月1日開催のマンチェスターにおける核兵器撤廃運動会議によせる挨拶の言葉
8 世界を救うために中立国のはたすべき役わり
9 英国中立主義の立場
・反対論にたいする応答
10 戦争廃止は可能か?
11 危機に直面している人間の生命
訳者あとがき