ラッセルの名言
幸福について(携帯版)

臆病な女性を好む理由

 他人に対する心配(気遣い)は、非常にしばしば、'所有欲のカムフラージュ'になっている。(即ち)他人の不安をかき立てることによって、他人をもっと完璧に支配する力を得られると期待されるからである。これは、これまで男性が'臆病な女性'を好んできた理由のひとつであることは、言うまでもない。なぜなら、男性は女性を保護する(守る)ことによって女性を所有するに至ったからである。 (『ラッセル幸福論』)

Moreover it is very often a camouflage for possessiveness. It is hoped that by rousing their fears a more complete empire over them can be obtained. This, of coutse, is one of the reasons why men have liked timid women, since by protecting them they came to own them. (From: The Conquest of Happiness, 1930)

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