ラッセル協会会報_第12号 |
昭和四十三年一〇月二六日(土)、東京工業大学助教授・吉田夏彦氏の「ラッセルと哲学の方法」という研究発表の内容は、会報第十二号にその要旨を掲載致してありますが、多数の御要望に応えて、本協会発行「研究パンフレット・シリーズ」第二号として、近く刊行することとなりました。
なお、吉田先生は、最近、『現代哲学の考え方』(講談社現代新書n.174)の中で、むづかしい表現をさけて、哲学の新しい考え方を解説されました。ラッセルの哲学はむづかしいとされていますが、いろいろの意味でよい関連書かと思います。