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バートランド・ラッセルのポータルサイト

[ラッセル徒然草(Mar. 2008)

★「ラッセル徒然草」では、(あくまでもラッセルに関したものという限定のもと)ラッセルに関するちょっとした情報提供や本ホームページ上のコンテンツの紹介、ラッセルに関するメモや備忘録(これは他人に読んでもらうことを余り意識しないもの)など、短い文章を、気が向くまま、日記風に綴っていきます。 
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[n.0036:2008.03.20(木・祝日): 哲学者のユーモア・エッセイ集]

 哲学者は冗談を余りいわないというイメージが一般的にある(たとえば、カント、ウィトゲンシュタイン、ニーチェ、西田幾多郎など)。しかし、ユーモア好きな哲学者も数は多くはないが存在する。バートランド・ラッセルもその中の一人であり、ラッセルの著書のなかには、真面目な記述中に突然とびっきりの冗談や面白い喩えが出てきたりする。ラッセルの愛読者の多くが、ラッセルのウィットやユーモアを楽しんでいる。

 これに対しウィトゲンシュタインは冗談一つ言わないというイメージがある。そのウィトゲンシュタインの信奉者、といって悪ければ、ウィトゲンシュタインの考え方に強い共感を抱いている、御茶ノ水女子大学の哲学者(というより、哲学の先生)の土屋賢二氏は、(本人は真面目な本は3冊しか書いていないと公言しているが)ユーモア・エッセイ集をたくさん出している。女性ファンも多いそうである。
 土屋賢二氏に師事した?、お茶大哲学科出身の知人の女性が、土屋氏の著書を愛読しているとどこかに('mixi'だったか?)書いていたのを思い出し、昨年後半に試しにある本を読んで見たところ、とても面白かった。以来愛読し、本日5冊目を読了した。(読んだ本の中には、数少ない真面目な本の1冊『ツチヤ教授の哲学講義』(岩波書店刊)も含まれている。ちなみにこれまでに読んだ本は、『ツチヤの軽はずみ』『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』『哲学者かく笑えり』『ツチヤ学部長の弁明』『われ笑う、ゆえにわれあり』の5冊/ちなみに、現在は、まじめな本の2冊目『猫とロボットとモーツァルト』を読んでいる)。

 分析哲学者、特に日常言語学派(オクスフォード学派)の哲学者は、哲学の問題の多くは間違っているか、問題の設定の仕方が悪いかいずれかであると主張する人が多い。土屋賢二氏も、後期ウィトゲンシュタインの影響を強く受け、日常言語の曖昧さを俎上にのせて、従来の哲学者や世間一般の人が日頃いかにまずい問題のたて方をしているか、曖昧な言い方をしているか、茶化しながら、一体何が問題なのか、問題にすべきことは本当にあるのか、分析を行っている。
 このような日常言語学派の哲学者に対しては、(独仏などの)大陸の哲学者からだけでなく、ラッセルも、言語分析の重要性を認めながらも、哲学はそれ(日常言語の分析)だけで終わってはいけない、世界観や存在等の問題をおろそかにしてはいけないという考えを最期まで堅持し、日常言語学派の人々を手厳しく批判した。

 ということではあるが、気分転換用・軽読書用としては、土屋賢二氏の本は最適であり、哲学の食わず嫌いの人には有益であると思われる。

 下記に、哲学者によるユーモア・エッセイ集の購入ページを作っておきましたので、ご利用ください(今後適宜増補します)。
          → ★哲学者のユーモア・エッセイ集・購入ページ


[n.0035:2008.03.16(日): アマゾン・アフィリエート・プログラムについて]
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 私も、2006年8月から、アマゾン・アフィリエイト・プログラムに参加している。アマゾン・アフィリエイト・プログラムというのは、自分が運営しているホームペジ上からアマゾン.コム(amazon.com)で販売している個別商品(書籍、DVD、家庭雑貨、その他いろいろ)あるいは「お薦めページ」へURLリンクをはっておくと、そのリンクをクリックしてたどって誰かが何かを購入した場合、ホームページのオーナーに販売協力御礼(報奨金)として、売り上げの約3~5%がアマゾンから支払われるというものである。
 しかし、昨年11月までは、月あたりの報奨金は100~200円ほどしかならないため、(5,000円に達するまではもらえないことから)これでは2年ほどかかってようやく5,000円もらうのがやっとだろうと、余り期待していなかった。
 ところがどういうわけか、昨年12月から急に、売り上げが増え始め、このたび初めて(近いうちに)入金があるとのメールが届いた(ただし、アマゾンで登録した「銀行番号」が埼玉協和銀行時代のものであり、合併した後の埼玉りそな銀行のものでなかったため、今「オアズケ」状態となっている。)

 もう一つ不思議なことがある。それは、報奨金のもととなった売り上げは、私がリンクをはった個別商品(ほとんどが参考図書)によるものよりも、(私のホームページのリンクからたどったのであろうが)DVDや余り関係ない本の方の売り上げの方がずっと多いという事実である。自分用の売り上げ明細書が見られるようになっているので、それを見ると、(2006年秋から2008年3月14日までに)購入にいたった253件中、私が張った個別リンクを直接クリックして購入した件数は35件であるが、そうでないものは218件もあった。意外な事実であり、今後の良い参考になりそうである。


[n.0034:2008.03.07(金): YouTube について]

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 動画共有サービスサイトである YouTube は Googleに買収されたこともあり関心は 持っていたが、YouTube には見たい動画は余りなかったので、これまでに YouTube 上で視聴したのは、Bertrand Russell への短いインタビューとノーベル文学賞授賞式 の映像だけだった。また、これまでYouTubeの可能性について余り考えたこともなか った。

 本日、久しぶりに YouTubeの日本語サイト http://jp.youtube.com/ を訪れ、 Bertrand Russell をキーワードにして検索してみた。すると、下記のURL上のページのように、ラッセルに関する動画がたくさんひっかかった(Google Video で検索した結果 と同じであるので、現在では、Googel Video = YouTube なのかもしれない)。誤解があるといけないが、もちろん英語のサイトも日本語のサイトも、データベースは同一であり、メニューや説明が日本語になっているにすぎない。

http://jp.youtube.com/results?search_query=Bertrand+Russell&search_type=

 著作権上の問題はいろいろあるだろうが、YouTube には以下のような長所がある。

  • 会員登録(無料)すれば、誰でもが(著作権上問題のない)動画(ただし10分以内のもの)をアップロードしたり、閲覧したりすることができる。即ち、動画による一般向けの情報発信は、これまで(大資本の)マスメディアしかできなかったが、YouTubeなどの動画共有サイトを使えば、誰でも簡単に発信できる。
  • 気に入った動画があった場合、視聴後に表示される画面の Share(共有)ボタンを押し、知人にメールで映像のアップロード先のURLを紹介できる。
  • 気に入った動画は、お気に入り(My Favorite)ボタンを押せば、自分用の無料の Webスペースに(動画へのリンク用URLを)保存できる。
  • 著作権上多少問題があるかも知れないが報道する意義のあるコンテンツ(戦地ルポ、汚職や不正行為の指摘、その他)も、削除されるまでは視聴できる(立場によっては、これは欠点となるが・・・。)
  • (子どもに対する悪影響を少なくするために)13歳以下は視聴者対象から除外されている。
  • 非公開にして、仲間内だけで共有することもできる。
  • 不適切な動画を発見した場合には、「フラグ」ボタンを押して、YouTube に伝達できる。
     

    [n.0033:2008.03.02(日): ラッセル関係資料の電子テキスト索引の統合化]

     このホームページ上のラッセル関係資料の電子テキストは、本館サイト、分館サイト、初心者ページ(+その他の無料サイト)などに分散している。そのため、それらの電子テキスへの索引(リンク集)も分散しており、利用者だけでなく、自分にとってもわかりにくい状態となっている。そこで、それらの(電子テキストへの)索引を分館サイトに統合化(集約化)する作業を開始した。この作業は、少し時間がかかると思われるが、じっくりやっていきたい。
     http://russell-j.com/cool/R4-2-B.HTM 
     その作業が終わっても、本館においている松下彰良(編)『バートランド・ラッセル書誌』の個々の書誌項目(アイテム item)から対応する電子テキストへのリンクも張らないといけないが、書誌の改定増補作業は今とりかかれず、ずっと後になりそうである。
     幸いなことに、インターネット上に、ラッセルの著書や論文やラッセル関係の論文・エッセイ等の電子テキストが多数掲載されており、以下のようにリンク集が充実している(ただし日本語文献のリンク集は、外国のラッセル研究者はつくってくれない。)。しかし、これらの人が作っているリンク集は、図書館情報学の専門家がつくっているわけではないので、改良の余地はかなりある。時間ができたら、一番すぐれたリンク集をまとめてみたいと思っている。
     http://www.users.drew.edu/~jlenz/brtexts.html 
     http://www.users.drew.edu/~jlenz/brabout.html
     http://fly.to/russell
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