『心理パラドクス−議論力を鍛える108問−

☆☆ 評価軸について ☆☆

 目次  まえがき

以下のA〜Zは、各問題を評価する基準26ファクターです。
 このうち、◆付きの4ファクターB,M,Q,Xが、各問題タイトルに表示されています。たとえば 3213 と記されている問題は、純度3,膨張度2,挑発度1,緊急度3であることを表わします。(各3段階評価,3が最高)
 この4桁数字が巻末の〈レディメイド運勢占い〉に使われます。
 B,M,Q,X以外のファクターを使った〈フリー占い〉も巻末で説明いたします。

  …………◇◇本質の軸◇◇…………
内容的座標
 A 難易度  (答えにくさ)
◆B 純度   (現実世界でたまたま成り立つ偶然からの独立度)
論理的座標
 C 必然度  (正解の限定性)
 D 攻略度  (解き方の多彩さ)
形式的座標
 E 蒸留度  (改善の余地のなさ。審美度。完結度)
 F 透明度  (言語表現からの独立度)
 G 解像度  (下位問題含有の複合性)

  …………◇◇制度の軸◇◇…………
歴史的座標
 H 鮮度   (問題の歴史的新しさ)
 I 知名度  (一般的な知られ方)
業界的座標
 J 認知度  (学術的な文献数、ポピュラリティ)
 K 天然度  (自然発生的パラドクスか、作為的なものか。「詭弁度」に反比例)
 L 基本度  (他パラドクスへの応用度、派生パラドクス数)
◆M 膨張度  (専門家間での意見相違の度合)
 N 深刻度  (未解決のままでは学問的に悪影響の及ぶ度合。「趣味度」に反比例)
 O 温度   (将来の専門的議論の発展性。ホット度)

  …………◇◇精神の軸◇◇…………
盤上的座標
 P 霊感度  (閃きに頼る度合。「計算度」に反比例)
◆Q 挑発度  (心理的インパクト。別名「衝撃度」)
 R 飽和度  (正解への納得度)
 S 吸湿度  (問いと答えの感覚的落差)
盤外的座標
 T マニア度 (同類問題創作への誘惑度)
 U 繊細度  (誤解のされやすさ)

  …………◇◇機能の軸◇◇…………
啓発的座標
 V 頭脳度  (IQ鍛錬の教材としての価値)
 W 教訓度  (生活、ビジネス、詐欺・屁理屈対策への利用価値)
◆X 緊急度  (倫理、政治、法律上の課題性)

道具的座標
 Y 娯楽度  (コンパクトさ、座興としての使い勝手)
 Z メンタル度 (性格判断への応用)