三浦俊彦「アドホック日記」(2004年3月3日)- 『論理学がわかる事典』

  
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『論理学がわかる事典』 Mx→→Tx」

 『論理学がわかる事典』の増刷が決まり、まずは快調というところです。
 そこで、初刷をお読みくださっているかたがたへお詫びとお知らせ。

 読者から、出版社あてに以下の趣旨の問い合わせがあり――

> >「166頁下段12行目から168頁まで出てくる「Mx」は、「Tx」ではないのか。」

 たしかにこの読者の指摘どおり、MxはTxと書かれるべきところです。
 うっかりしていました。
 読者の理解を妨げるような誤植ではありませんが、「ん?」と戸惑った読者もおられたかもしれませんね。

 ちなみに説明を加えさせていただくと――
 述語定項の文字の選びかたは自由なので、同じ述語を別の文字で表わす(TとMの両方で同じ述語を表わす)のは「間違い」ではありません。だからこのまま読んでいただいても意味は通ります。間違いが書かれているわけではないのでご安心ください。
 しかし、同じ述語は同じ文字で表わすのが、常識というか、わかりやすさの点からして暗黙の了解です(p.212「関連性の原則」)。
 (他方、別々の述語を同じ文字で書き表わすことは、論理学では禁じられます。)
 というわけで、ここは「間違い」ではないが「無用な混乱を招きうる」ため、指摘された範囲である166頁下段12行目~168頁の
 Mx
 を、すべて
 Txと訂正いたします。

 まもなく出回る第2刷からは以上のとおり訂正されているはずです。
 初刷の読者にはお詫び申し上げます。