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高村夏輝(訳)『(ラッセル)哲学入門』(筑摩書房,2005年3月, 284pp. ちくま学芸文庫)

* 原著:The Problems of Philosophy, 1912

*先日出版予告を掲載しましたが、3月に高村夏輝氏の訳になる、ラッセルの『哲学入門』が出版されました。巻末には、高村氏による詳細かつわかりやすい解説がつけられています。すでに柿村峻氏あるいは中村秀吉氏の訳で読まれた方も、この解説の一読をおすすめします。(2005.04.16、松下)


目 次

★原著画像  ★中村氏による解説など


・(原著)前書き+第17版へのノート(1943年)
・第1章 現象と実在
・第2章 物質は存在するか
・第3章 物質の本性
・第4章 観念論
・第5章 面識による知識と記述による知識
・第6章 帰納について
・第7章 一般的原理の知識について
・第8章 アプリオリな知識はいかにして可能か
・第9章 普遍の世界
・第10章 普遍に関する私たちの知識
・第11章 直感的知識について
・第12章 真と偽
・第13章 知識、誤謬、蓋然的な見解
・第14章 哲学的知識の限界
・第15章 哲学の価値

 ・ドイツ語版への序文
 ・参考文献
 ・訳注
 ・解説:ジョン・スコルプスキ
 ・訳者(高村夏輝)解説
 ・索引