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バートランド・ラッセル(著)『倫理学の根本問題』_ 目次

* 出典:ルトランド・ラッセル(著),中込本治郎(訳)『倫理学の根本問題』(大村書店,1921年9月刊。89 pp.)
* 原著:Philosophical Essays, 1910.
* 訳者はしがき:此書は、ラッセルの著書で今は絶版となった『哲学論文集』(Philosophical Essays, 1910)の中の1つの論文を訳したものである。思うに、新実在論の倫理説を、これほど簡単直截に示すものは、他におおくあるまい。原著の脚注には、此論文は主としてモア氏(注:G. E. Moore ムーアのこと)の『倫理学原論』によると書いてある。
* 他に、中島力造(解説・紹介)ラッセル(著)『哲学論集』[中島力造編『倫理・心理・宗教・教育・社会学・哲学 新著梗概』(目黒書店,大正2年5月刊)pp.375-409 あり.]

          ★原著画像
1 倫理学の主題 冒頭
2 善悪の意味
3 正邪
4 決定論と道徳
5 利己主義
6 善悪評価の方法


中島力造(解説・紹介)ラッセル(著)『哲学論集』

小引
第一篇 倫理学の要素
 第1節 倫理学の主題 第2節 善悪の意味
 第3節 正と不正 第4節決定論と道徳
 第5節 利己主義 第6節善悪を定むる方法
第二篇 自由なる人の崇拝
第三篇 数学の研究
第四篇 実用主義 第五篇 ゼームスの真理の概念
第六篇 一元論的真理説
第七篇 真偽の本質に就いて
略評