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ラッセル『権力』(松下彰良・訳)

Power; a new social analysis, by Bertrand Russell
(London; George Allen & Unwin, 1938)


総目次

第1章「指導者と追従者」 イントロ累積版

  1. 人間と動物との間にはいろいろな違い(相違)がある。

  2. 想像力は,人間が,一時的欲求が充たされた後,絶え間ない努力を強いられる突っつき棒(goad 刺激)である。

  3. 動物は生存と生殖(だけ)で満足する一方,人間は(存在や生殖だけでなく)同時に(それら以外に)拡張しようと欲求する。

  4. 間の果てしない欲望(欲求)のなかで,最も主要なものは,権力と光栄に対する欲望(欲求)である。

  5. 正統派経済学者たちは,この点(注:光栄に対する欲求は大体において権力欲によって促進される活動と同じ種類であること)に関して彼らと意見が一致していたマルクス同様,経済的な自利追求を社会科学における根本的な動機(原動力)とみなせると想定した点で,誤りを犯している。

  6. 本書のなかで,私は,社会科学の根本概念は「権力」であることを証明したいと思っている

  7. 社会が異なれば,権力(のあり方)に関して(も)異なるが,それには多くの流儀(many ways 面,点)がある

  8. 貴族政治とか世襲君主政治というような,権力を得る(握る)ことができる人の数を制限するために存在している社会制度がまったくない場合には,大ざっばにいって,権力を(得たいと)望む者が最も権力を得そうな者である。
  9. 社会力学の諸法則は −私は(以下のように)強く主張したいが− 種々の形態の権力の観点によってのみ,述べる(説明する)ことができる。
第2章 指導者と追従者