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『ラッセル教育論-特に幼児期における』(松下彰良・訳)

From Bertrand Russell's On Education
(London; Allen & Unwin, 1926.

Contents(総目次)

第3部 知性の教育 第14章 一般的な原理 イントロ累積版

  1. これまで私たちのテーマであった性格の形成は,主に,幼年期にかかわる問題であるべきである。・・・。
  2. 知育が道徳的な配慮によって左右されることは,知性のためにも,またひいては(最終的には)性格のためにも,良くないことである。・・・。
  3. しかし,ここで私は,最初に直面しなければならない議論にぷつかる。・・・。
  4. 性格の改善は知育の目的とすべきことではないけれども,成功裏に知識を追求するために非常に望ましく,欠くことのできない性質がいくつかある。・・・。
  5. 開かれた精神・知性(偏見がないこと)は,知識への欲求が本物である場合必ず存在しているはずの資質である。・・・。
  6. 集中力は,非常に貴重な資質であり,教育によるほかはほとんどの人はこれを身につけることができない。
  7. 忍耐と勤勉は,良い教育から生まれてくるはずである。・・・。
  8. 近代的な教育法の提唱者が感じている難点は,従来教えられてきた正確さは退屈をもたらすことであり,また,教育を興味あるものにできるならば大変な利益になるということである。・・・。
  9. 正確さにはいろいろ種類があり,それぞれ独自の重要性を持っている。・・・。
  10. 事実に関する正確さは,それ自体(正確さ自体)のために追求されるときには,耐えられないくらい退屈なものである。・・・。
  11. ここで,既に正確との関連で生じた問題 -即ち,あらゆる知育を興味あるものにすることはどの程度可能で,どの程度望ましいか,という問題- に突きあたる。・・・。
  12. この心理が知育にも大幅にあてはまることは,明らかである。・・・。
  13. 同様の方法を年上の子供たちに,どこまで効果的に適用できるかということは,議論の余地のある問題である。・・・。
  14. もしも,こういうことができれば,その利益(有利性)は絶大である。・・・。
  15. ごくまれな場合を除き,教師(先生)は,幼年期においてさえ(即ち,たとえば,4歳以後),父親または母親(either parent)であってはならない。・・・。
  16. 教育を通じて,(教育の/教育期間の)その最初の日から最後の日まで,知的冒険の感覚がなければならない。・・・。
第15章