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ラッセル『結婚論』第4章「男根崇拝,禁欲主義および罪」(松下彰良・訳)

Marriage and Morals, by Bertrand Russell
(London; Allen & Unwin, 1929)


総目次

第4章 イントロ累積版

  1. 父性の事実が初めて発見された時以来,性はつねに宗教にとって大いなる関心事であった。
  2. 世界の多くの地域は、月(男性とみなされている)が全ての子供の真の父親であると考えられてきた。
  3. 古代の異教徒の宗教のすべてに,男根崇拝の要素がかなり含まれており,(そのため)初期キリスト教の教父たちは、多くの論争の武器を手に入れた。
  4. れまでのところ、宗教の中の性を肯定する要素を考察してきた。
  5. 最初に断わっておかなければならないが、この種の態度の原因を信念に求めるのは無益である。
  6. 性的疲労は文明によってもたらされた現象である。
  7. よくあることであるが、嫉妬と性的疲労が同時に働くときには、性を否定する情熱の強度がとても大きくなる可能性がある。
  8. これまで考察したどれよりもはっきりしない原因が(ほかにもあって)、古代世界の後期に次第に強まってきた禁欲主義と関係があったのではないか、と私は思っている。
第5章 キリスト教倫理