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『ラッセル幸福論』(松下彰良・訳)
(The Conquest of Happiness. London; Allen & Unwin, 1930)


総目次(Contents)

第2部「幸福をもたらすのも」 第14章「仕事」 (Work) 累積版
  1. 仕事を幸福の原因の1つに数えるべきか、あるいは、不幸の原因の1つに数えるべきかは、多分疑問だと思われるだろう(Whether work should be placed among the causes of happiness or among the causes of unhappiness may perhaps be regarded as a doubtful question)。・・・。
  2. 仕事は、それゆえ、とりわけ、'退屈の予防策'として望ましいものである。・・・。
  3. 大部分の仕事には、ささやかであるとしても、時間をつぶし、'野心へのはけ口'を与えるといった'満足感'を伴っており、その満足感は、'退屈な仕事をしている人'をさえ、平均すれば、'全然仕事をしていない人'よりも、より幸せにするに十分である。・・・。
  4. しかしながら、最もすぐれた仕事には、幸福の源として、'技術の行使'よりもなおいっそう重要であるところの'もう1つ別の要素'がある。・・・。
  5. 偉大な建設的な事業(企て)の成功'から得られる満足(感)は、人生が与える最も大きな満足の一つである。・・・。
  6. '現代の知識人'の間に見られる不幸の原因の一つは、非常に多くの人びとが−−特にその熟練技能が文筆に関するものである人たちは−−才能を自立して発揮する機会を見つけることができず、しかし、(それらの文筆の才のある人たちに、自分たちが有害かつ無価値だとみなしているような記事を書くことを強要するような)'俗物(たち)'によって命令・指図されている富裕な法人に雇われなければならないということである。・・・。

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