バートランド・ラッセル 私の哲学の発展 第２章 目次
* 原著：My Philosophical Development, by Bertrand Russelll (London; George Allen & Unwin, 1959)第２章 私の現在の世界観 イントロ累積版
- 私が徐々に導かれた世界の見方は、ほぼ例外なく（almost universally）これまで誤解されてきている。
- もしこの（私の）当初の先入観が受けいれられるならば、我々（人間）は，宇宙の歴史における主要な過程（process 経過，過程）の理解を最初に探求しなければならないということは、理論物理学にとって明らかである。
- 理論物理学が（我々に）与えなければならない情報がいかに極めて抽象的なものであるかは、必ずしも十分に理解されていない。
- あるいは､別の実例をとってみよう。
- これらの多種多様な過程（プロセス）は全て純粋に物理学に属する（物理学が扱う対象である）。
- こういった考察は、我々にどういった種類の宇宙像を構築するように誘うであろうか？
- 事象（出来事）がもはや（世界の）究極の素材ではない(ところの)さらに進んだ分析の段階の可能性がある（さらに分析を進めると事象（出来事）がもはや世界の究極の素材ではないという可能性が存在している）。
- 我々がこれまで述べてきた世界は全く推論された（推論による）世界である。
- しかし、我々のこの世界は，全てが推論の問題（a matter of inference）であるわけではない。
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（私自身の見解を）ライプニッツの見解と比較することによって、多分，私の見解を最も明確にできるだろうと思う。
- このことの大部分は、ほとんど修正（変更）なしに、私が擁護したい理論（説）の実例として応用可能である。
- 我々はもう一つ別のルートを通って同じ結果に接近することが可能である。