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<バートランド・ラッセル:格言・警句・名言集>

「ラッセルの言葉」百連弾
Twitter 2011.12.30

英語版(Russell Quotes 25)



  • 幸福について(30個)
  • 愛について(5個)
  • 教育について(5個)
  • 知識と知恵について(5個)
  • 仕事・労働と余暇について(10個)
  • 戦争と平和について(10個)
  • 宗教、神、倫理について(5個)
  • 老いと死について(5個)
  • ユーモア、ウィット、毒舌(10個)
  • その他(15個)


  • 1.幸福について
    (1/30)[1/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA12-030.HTM
    将来に期待して、現在の意味はすべて未来の(もたらすものの)中にあると考える習憤は有害(な習慣)である。なぜなら、部分に価値があるのでなければ、全体にも価値はないからである。

    (2/30)[2/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA13-020.HTM
    成功は幸福(になるため)の一つの要素にしかなりえず、成功を得るために他の要素がすべて犠牲にされたとすれば、あまりにも高い代価を支払って手に入れたことになる。

    (3/30)[3/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA27-040.HTM
    賢い人間は−−防げる不幸を座視することはしないが−−'避けられない不幸'に時間と感情を浪費することもしないだろう。

    (4/30)[4/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-040.HTM
    過剰に興奮に満ちた生活は、心身を消耗させる生活であり、そこでは、快楽の必須の部分と考えられるようになったスリルを得るために、絶えずより強い刺激が必要となる。

    (5/30)[5/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-040.HTM
    退屈に耐える力をある程度持っていることは、幸福な生活にとって不可欠であり、若い人たちに教えられるべき事柄の一つである。

    (6/30)[6/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA15-040.HTM
    神経衰弱が近づいた徴候の一つは、自分の仕事は非常に重要であり、休暇をとったりすれば種々の災難をもたらすことになると思いこむことである。

    (7/30)[7/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA15-060.HTM
    恐怖はどのようなものであれ、直視しないことによってよりひどいものになっていく。考えをよそへそらそうと努力すれば、目をそむけようとしている幽霊の恐ろしさが一段と増してくる。

    (8/30)[8/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA26-050.HTM
    不幸に遭遇したときによく耐えるためには、幸福な時期に、ある程度幅広い興味・関心を養っておくことが賢明である。

    (9/30)[9/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA16-030.HTM
    ねたみ深い人は自分が持っているものから喜びを引き出すかわりに、他人が持っているものから苦しみを引き出す。)

    (10/30)[10/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA21-010.HTM
    自分を過小評価する人は、成功するといつも驚くが、これに対し、自已を過大評価する人は、失敗するといつも驚く。前者の場合の驚きは愉快であるが、後者の場合は不愉快である。

    (11/30)[11/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA21-060.HTM
    (一時的な)流行追求や趣味は、多くの場合、多分大部分、根本的な幸福の源泉ではなく、現実からの逃避のための手段になっている。即ち、直視するには大きすぎる苦痛を当面の間忘れるための手段になっている。

    (12/30)[12/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA21-070.HTM
    義務感は、仕事においては有用であるが、人間関係においてはいやなものである。人は、他人に好かれることは望むが、我慢強いあきらめをもって耐えてもらうことは望まない。多くの人びとを無意識かつ努力しないで好きになれることは、おそらく個人の幸福のあらゆる源泉のなかで最大のものであるだろう。

    (13/30)[13/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA21-080.HTM
    幸福の秘訣は、こうである。あなたの興味・関心をできるかぎり幅広くしなさい。そうして、あなたの興味・関心をひく'事物'や人に対する反応を敵意あるものではなく、できるかぎり友好的なものにしなさい、と。

    (14/30)[14/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA22-010.HTM
    読書を楽しむ人は、そうでない人よりも、なおいっそう優れている。なぜなら、読書の機会は、フットボールを観戦する機会よりもずっと多いからである。

    (15/30)[15/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA22-010.HTM
    人は、関心を寄せるものが多ければ多いほど、よりいっそう幸福になる機会が多くなり、また、ますます運命に左右されることが少なくなる。それは、何か一つを失っても、別のものを頼る(別のものに撤退する)ことができるからである。

    (16/30)[16/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA22-050.HTM
    大食漢(暴飲暴食をする人)は、食べる楽しみのためにその他の楽しみをすべて犠牲にし、そうすることによって、彼の人生の幸福の総量を減らしている。

    (17/30)[17/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA23-050.HTM
    他人に対する心配(気遣い)は、非常にしばしば、所有欲のカムフラージュになっている。(即ち)他人の不安をかき立てることによって、他人をもっと完璧に支配する力を得られると期待されるからである。これは、これまで男性が臆病な女性を好んできた理由のひとつであることは言うまでもない。なぜなら、男性は女性を保護することによって女性を所有するに至ったからである。

    (18/30)[18/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA23-080.HTM
     あまりにも強烈な自我は一つの牢獄であり、もしも、人生をせいっぱい享受したいのであれば、人はその牢獄から逃げ出さなければならない。本物の愛情を持ちうる能力は、この'自我の牢獄'を抜け出した人間の特徴の一つである。

    (19/30)[19/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA24-070.HTM
    (子供にとって)両親が最も頼りになるのは−−まともな親であれば、(子供が)病気の時や、世間から非難されている時でさえも含め,不幸のときである。私たちはみな、自分の長所ゆえにほめられれば喜びを感じるが、大部分の人は、心底ではそういう称賛は心もとないと感じるだけの謙虚さを持っている。親が子供である私たちを愛するのは、私たちが彼らの子供であるためである。

    (20/30)[20/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA28-030.HTM
    私たちは、愛する人びとの幸福を願うべきであるが、私たち自身の幸福と'引き換え'であってはならない。

    (21/30)[21/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA25-010.HTM
    余暇を'知的に'使う(満たす)ことができるということは、文明の最後の成果(産物)であり、現在、このレベルに達している人はほとんどいない。

    (22/30)[22/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA25-020.HTM
    目的の持続性ということは、長い目で見れば、幸福の最も本質的な成分の1つであるが、大部分の人びとの場合、これは主に仕事を通して得られる。この点では、毎日の生活が家事で占められている女性は、男性や家の外で働いている女性よりもずっと不幸である。

    (23/30)[23/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA25-040.HTM
    人間は少なからずその後に続くべき建設を何ら顧慮しないで破壊を目的とする活動に従事することがある。しばしば人は自分は新たに建設するために古いものを一掃しているだけだと信じこもうとすることによって・・・
    このこと(破壊だけが目的であること)を自分に隠そうとする。

    (24/30)[24/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA25-040.HTM
    最も満足できる目的'とは、1つの成功から次の成功へと無限に導く、決して'終わりのない目的'である。そして、この点において、建設は破壊よりもいっそう大きな幸福の源であることがわかるであろう。

    (25/30)[25/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA26-010.HTM
    仕事が終われば仕事のことは忘れ翌日再開するまで思い出さない人はその間ずっと仕事のことを気にかけている人っとよい仕よりもず事をしそうである。また仕事以外について興味をたくさん持っていれば持っていない場合よりも仕事を忘れるべきときに忘れることがずっと容易になる。

    (26/30)[26/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE01-120.HTM
    幼児期の幸福(幼年期幸福であること)は、最良のタイプの人間を作り出すためには、必須である。

    (27/30)[27/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA28-010.HTM
    幸福な人'とは、客観的に生き、自由な愛情と幅広い興味を持ち、またそういう興味と愛情を通して、今度は逆に、他の多くの人びとの興味と愛情の対象になるという事実を通して、自らの幸福を確保する人である。

    (28/30)[28/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA22-060.HTM
    1つの欲望が度を越し、他の全ての欲望を犠牲にする人は、通常、根深い'心配事(や悩み)'をかかえていて、'恐ろしいもの'から逃れようとしている人である。

    (29/30)[29/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA21-010.HTM
    自分を過小評価する人は、成功するといつも驚くが、これに対し、自已を過大評価する人は、失敗するといつも驚く。

    < (30/30)[30/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA17-100.HTM
    いかなる種類のものであれ、陶酔を必要とするような幸福は、見せかけのものであり、不満足なものである。


    2.愛について(1/5)[31/100]
    http://russell-j.com/beginner/GOODLIFE.HTM
    良い人生(善い人生)とは、愛に力づけられ、知識によって導びかれた人生のことである。

    (2/5)[32/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA12-070.HTM
    恋愛は協力を生み出す感情の第一のそして最も一般的な形であって、いかなる程度であっても恋愛を経験したことのある人ならば自分の最高の幸福が愛する人の幸福とは無関係であるとするような哲学には満足しないだろう。

    (3/5)[33/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA23-090.HTM
    自制の効用は、列車におけるブレーキの効用に似ている。間違った方向に進んでいると気づいた時には役に立つが、方向が正しい時は害になるばかりである。(『ラッセル結婚論』第 章「 」)

    (4/5)[34/100]
    http://russell-j.com/MARRIAGE.HTM
    自分の快楽を多少利己的に追求することよりも、他人の快楽に反対することの方がはるかに良くない。また、夫婦間に倦怠感が生まれたり、共通の話題がなくなったりすべきでないとしたら、夫婦間にはある程度の社会的距離が必要である。

    (5/5)[35/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-090.HTM
    子供たちや若者たちは、彼らの幸せを純粋に願う人びとと、彼らを何らかの計画のための原材料(素材)としか考えない人びととの違いを、本能的に感じとる。


    3.教育について(1/5)[36/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE-PREF.HTM
     教育はある明確な信念を注入する手段であると考えている人びとと、教育は自立的な判断力を養うべきものであると考えている人びととの間には意見の一致はまったくない。

    (2/5)[37/100]
    http://russell-j.com/R605.HTM
    手に負えない子供をして、自分が悪いんだと感じさせたところで何の役にもたたない。むしろ他の子供たちが楽しんでいる喜びを今自分は失いつつあるのだと感じさせる方がいっそう目的に添っている。

    (3/5)[38/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-180.HTM
    正しい信念だとみなされているものを教えこみたいという欲求のために、教育者は、知性の訓練に対してあまりにもしばしば無関心になった。

    (4/5)[39/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE01-090.HTM
    正しい'躾(しつけ)(の基本)は外部からの強制にあるのではなく、望ましくない活動よりも望ましい活動へ自発的に向かう心の習慣にある。

    (5/5)[40/100]
    http://russell-j.com/KYORYOKU.HTM
    今日では民主主義の影響をうけて「協力の美徳」が過去において「服従の美徳」が占めた位置に取って代わった。...要するに両者は同じことを意味している。


    4.知識と知恵について (1/5)[41/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-180.HTM
    「知性」という言葉は、正確に言えばすでに獲得された知識よりも「知識を獲得する知的能力」をさしていることは疑問の余地はない。」

    (2/5)[42/100]
    http://russell-j.com/R601.HTM
    哲学者や読書人は概して言葉によって支配される生活を送りがちであり、また、言葉の本質的な機能がたいてい非言語的であるところの事実と何らかの結合をもつことである、ということを忘れがちである。

    (3/5)[43/100]
    http://russell-j.com/R609.HTM
    非常に若い人たちは概して知識を獲得するために本を読み、大人になった人たちは自分の抱いている偏見を確認するために本を読む。

    (4/5)[44/100]
    http://russell-j.com/R601.HTM
    思想においても、善悪を忘れて事実だけを知ろう求める人たちのほうが世界を自分の望みという歪んだ媒介物を通して眺める人たちよりもより善を実現する見込みが多そうである。

    (5/5)[45/100]
    http://russell-j.com/KAGAKSHA.HTM
    科学者も残念ながら、個人的に強い感情を抱いている問題に取り組む場合に公平無私な立場を維持できる科学者がほとんどいない。


    5.仕事・労働について(1/10)[46/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA27-040.HTM
    実際的な'仕事における能率'は、私たちがその仕事に注ぎこむ感情(の多少)に比例しない。

    (2/10)[47/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA26-010.HTM
    仕事が終われば仕事のことは忘れ、翌日再開するまで思い出さない人は、その間ずっと仕事のことを気にかけている人よりもずっとよい仕事をしそうである。

    (3/10)[48/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA25-040.HTM
    重要な種類の建設的な仕事をする機会ほど、'憎しみの習慣'を治してくれそうなものは、ほとんどない。

    (4/10)[49/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA15-040.HTM
    神経衰弱が近づいた徴候の一つは、自分の仕事は非常に重要であり、休暇をとったりすれば種々の災難をもたらすことになる、と思いこむことである。

    (5/10)[50/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-060.HTM
    何らかの真面目かつ建設的な目的を持っている青少年は、目的の達成の途上で必要だとわかれば、自主的に多くの退屈に耐えるだろう。

    (6/10)[51/100]
    http://russell-j.com/GO-MAD.HTM
    経済の機構を再び正常にもどすには、個々の経済活動が常に利潤を生まなければならないという要請はもはや必須ではないことは明らかである,と私は考える。

    (7/10)[52/100]
    http://russell-j.com/R607B.HTM
    競争の哲学によって汚染されるのはひとり仕事のみではない。同じように余暇もまた毒される。静かな、神経を回復させるような種類の余暇は退屈なものと感じられるに至った。
    (8/10)[53/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE01-060.HTM
    余暇と健康を努力して獲得したとしても誰もそれらの活用法を知らないとすれば、それらにいかなる善さがあるというのだろうか?

    (9/10)[54/100]
    http://russell-j.com/beginner/DBR4-01.HTM
    もし核戦争が防止されるものとすれば、核戦争に反対することが私の最も重要な仕事であったと考えるべきでしょう。もし核戦争が防止できないとすれば『プリンキピア・マテマティカ』は誰一人として啓発することはできないでしょう。

    (10/10)[55/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA27-060.HTM
    自己欺瞞に支えられているときにしか仕事のできない人たちは、自分の職業を続ける前に、まず最初に真実に耐えることを学習したほうがよい


    6.戦争と平和(1/10)[56/100]
    http://russell-j.com/R604.HTM
    戦争には反対だが各政府が紛争に際して自己の立場の終局的判定者である現在の体制がよいという意見にはいかなる論理の見せかけすらないことは確実である。

    (2/10)[57/100]
    http://russell-j.com/MEDITATE.HTM
    第一次世界大戦の休戦記念日に、毎年2分間の黙祷が捧げられるだけで、1年の残りの時間のほとんどはくだらない'空騒ぎ'に費やされる。この時間配分は間違いである。

    もしも静かにしている時間が長ければ、それだけ無益な空騒ぎは少なくなるだろう。」

    (3/10)[58/100] ]
    http://russell-j.com/KYORYOKU.HTM
    協力(の美徳)以上の道徳観を持ち介わせない人は群衆に抵抗することを可能とするような気迫を持たないために群集と一緒になって逃げるだろう。戦争に乗り出す国民の心理はすべての点でこれと同じである。

    (4/10)[59/100] ]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-160.HTM
    危険を感知することのできない人にとっては、勇敢な行為は容易であるが、そういった勇気は愚かである場合が多い。

    (5/10)[60/100] ]
    http://russell-j.com/beginner/KYODO-AI.HTM
    歴史は世界中の人々に同じように教えられるべきである。戦勝者や占領者の語る歴史は、戦敗者や被占領住民には「嘘」と知れ渡っている。

    (6/10)[61/100] ]
    http://russell-j.com/beginner/HA11-020.HTM
    人びとが不幸なあまりに日中(の光)のまぶしさを耐え続けるよりも(現実を直視し耐え続けるより)、相互殺戮のほうが恐ろしくないと思われるうちは戦争を回避するための(組織的な)方法を発見する機会はない。

    (7/10)[62/100]
    http://russell-j.com/ILLEGAL.HTM
    今の世の中で戦争が我々の制度の一部分になっている限り、惨めな人生を送り自殺までも企てなければならない不幸な人たちに対して人命尊重を引き合いに出すことは、全くの偽善である

    (8/10)[63/100]
    http://russell-j.com/TEN-1961.HTM
    (味方を)一人を殺せば殺人罪、(敵を)百万人を殺せば英雄.

    (9/10)[64/100]
    http://russell-j.com/R604.HTM
    広島と長崎の市民を原爆によって大量虐殺したことは、無法極まる犯罪行為であった。西洋人の一人一人に責任があり、関係がある。

    (10/10)[65/100]
    http://russell-j.com/beginner/WORLD-G1.HTM
    国家が各個人の殺人権を法的に取り上げて個人の自由を保障するのと全く同じように、世界政府が各国家のもつ外国人殺人権を国際法で取り上げて戦争をしたくない人類の自由を保障するのは同じ論理の延長である。


    7.宗教、神、倫理について (1/5)[66/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-150.HTM
    あらゆる種類の知的体系−−(たとえば)キリスト教、社会主義、愛国主義など−−は、孤児院のように、服従のお返しに'安心感'を与えようと待ち構えている。

    (2/5)[67/100]
    http://russell-j.com/R602.HTM
    もしもあらゆるものが原因を持たなければならないとするなら神にも原因がなければなりません。もし原因なしに何かが存在することができるとするならば神でなくても世界であってもよいことになります。世界には初めがなければならないという考えは、実際我々の想像力の貧困によるものです。

    (3/5)[68/100]
    http://russell-j.com/R6HOME.HTM
    残酷さと搾取によって財産を獲得した人は、たとえ規則的に教会に行き、不正に獲得した収入の一部を公共事業に寄付したとしても、"不道徳な人間"と見なされなくてはならない。
    (4/5)[69/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-150.HTM
    禁欲主義の聖者は、自分自身の快楽を放棄(否定)したあとで、他人の快楽も否定する。(そして)他人の快楽の否定は、自分の快楽の否定よりももっと容易である。

    (5/5)[70/100]
    http://russell-j.com/R6HOME.HTM
    我々は、無関心な人間のみが公平な人間であるという考えを拒否しなければなりません。我々は偏見のない広い心と空っぽな心とを混同するような人間の知性についての堕落した考え方は拒絶しなければなりません。


    8.老いと死について (1/5)[71/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA19-050.HTM
    若者が年寄りの生き方を−−たとえば配偶者をなくした親の再婚に反対するなどして−−規制しようとすることは、若い人の生き方を規制しようと企てる年寄り(年輩者)と同じようにまちがっている。

    年寄りも、若者も、思慮分別のつく年齢に達すれば、自分で選択する権利があり、また必要ならば、自分で間違いを犯す権利だってある。(『ラッセル幸福論』第9章「世論に対する恐怖」)

    (2/5)[72/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE02-110.HTM
    人間は、(活力の衰えとともに、しだいに)自分のことに注意を奪われ、見たり聞いたりすることや自分に直接関係のないものに興味を抱くことができなくなる傾向がある。

    3/5)[73/100]
    http://russell-j.com/RONEN.HTM
    我々はいつも変化は必要だと口癖のように言うけれどもそのことを頭のなかでは分かっていても現実における変化には耐えられない。それゆえ年取っ た急進派は彼が無力であるかぎり幸せになれるという悲しい身の上にある。

    (4/5)[74/100]
    http://russell-j.com/beginner/DBR3-01.HTM
    老年(時代)は人間が見苦しくなかれと苦闘する時代であると考えます。他にもいろいろありますが・・・。

    (5/5)[75/100]
    http://russell-j.com/PROLOGUE.HTM
    生涯を振り返ってみて、私はこの世は生きる価値があることがわかった。チャンスが与えられたら、再度生きてみたい。


    9.ユーモア・ウィット・毒舌(1/10)[76/100]
    http://russell-j.com/EDIFY.HTM
    自分の生地のままに振る舞える職業は概してかなりの偽善が要求される職業に比べて、利益が少ないのはもちろんである。会社の顧問弁護士、腐敗した政治家や人気のある精神科医は、終始厳かな口調でもっともらしい道徳論を述べなければならないが、こういった困難な行為の見返りに、彼らはそれ相応の報酬を受ける。

    (2/10)[77/100]
    http://russell-j.com/SOCIETY.HTM
    当面実現が非常に困難なある種の改革を唱えることで現に生計を立てている知的かつ高潔な無数の男女が、万一魔法使いの一撃で彼らの唱道するさまざまな施策が実現した暁には、一体どんな境遇になるかを考えると、身の毛がよだつ思いである。

    (3/10)[78/100]
    http://russell-j.com/GENIUS.HTM
    カーライルは言った、「イギリスの人口は二千万、その大部分は馬鹿者。」この科白を読む者はだれでも皆、自分はその例外者の中の一人だと決めこんで面白がる。

    (4/10)[79/100]
    http://russell-j.com/R-DOKUZETU.HTM
    賢い人間が言ったことを魯鈍な人間が伝えるとき正確であったためしがない。なぜなら魯鈍な人間は自分が聞いたことを自分が理解できるもの(内容)に無意識に翻訳してしまうからである。

    (5/10)[80/100]
    http://russell-j.com//R-DOKUZETU.HTM
    世間から賢い人間だと思ってもらう方法の一つは、その時代の偏見を熱烈な雄弁で擁護しその弁舌の修辞で自分の推論能力の不足や同情的理解ができなかった事実(思いやりのなさ・共感的理解能力のなさ)を覆いかくすことである。

    (6/10)[81/100]
    http://russell-j.com/R-DOKUZETU.HTM
    愚か者の楽園に住んでいる人たちの幸せを羨ましがってならない。なぜなら、それを幸せだと考えるのは愚か者だけだからである。

    (7/10)[82/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-010.HTM
    退屈は本質的には事件を望む気持ちのくじかれた状態をいい、事件は必ずしも愉快なものでなくてもよく、倦怠の犠牲者にとっては今日と昨日を区別してくれるような事件であればよい。

    (8/10)[83/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-030.HTM
    戦争、虐殺、迫害は全て退屈からの逃避から生まれたものであり、隣人との喧嘩さえ何もないよりはましだと感じられてきた。それゆえ人類の罪の少なくとも半分は退屈を恐れることに起因していることから、退屈はモラリストにとってきわめて重要な問題である。
    (9/10)[84/100]
    http://russell-j.com/beginner/OE01-110.HTM
    高潔な人たちが自分は正当にも「道徳的な悪」を懲らしめているのだと思いこんで行ってきた戦争や拷問や虐待のことを考えると私は身震いする。

    (10/10)[85/100]
    http://russell-j.com/CRIME-I.HTM
    文明国民は自分の低俗な感情の発散を高貴な倫理感情の衣裳で包まずには満足に享受しえない。殺人者に対してならば首狩り族と同じ野蛮な衝動を発散させても、民衆はそれを野蛮とも邪悪とも意識せず、逆に自分を徳性と善良な市民意識の持主だと信ずることができる。


    10.その他・雑(1/15)[86/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA19-060.HTM
    世論に'本当に'無関心であることは一つの力であり同時に幸福の源泉でもある。そして因習に過度に屈しない男女からなる社会は誰もが同じようにふるまう社会よりもずっと面白い社会である。

    (2/15)[87/100]
    http://russell-j.com/R6HOME.HTM
    盲目的な衝動は戦争の源泉ではあるがまたそれは科学、芸術、恋愛といったものの源泉でもある。望ましいのは衝動を弱めることではなく衝動の方向が死と衰退へ向かうよりは生命力と成長の方向へ向かうことである。
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    (3/15)[88/100]
    http://russell-j.com/beginner/reitan-r003.htm
    多くの人は、恋をすると、世間から逃れるためのささやかな安息所を捜し求めるが、そこでは感心すべきでないのに感心し、賞賛される価値がないのに賞賛されることを確信していられる。

    (4/15)[89/100]
    http://russell-j.com/beginner/reitan-l001.htm
    科学が教会の迫害を受けた時代の科学者たちは寛大で進歩的であったが、科学者が名誉と尊敬を博す今日にあっては、彼らは体制擁護に回るのが普通である。

    (5/15)[90/100]
    http://russell-j.com/BEING-G.HTM
    人に従うことを覚えた人間は、自分の個人的創意を全部失うか、権力に対する怒りを燃やすに至り、破壊的かつ残忍な人間となる。・・・人は重要なポストにつくと忠告の言葉に耳を傾けなくなるので、自分の心がけを改める機会がなくなる。

    (6/15)[91/100]
    http://russell-j.com/ESECRITY.HTM
    自由競争の勝者である現代世界の支配者たちは、冷酷無慈悲さをはじめ、競争での成功を実現する様々な行為や資質の価値を過大評価する。

    (7/15)[92/100]
    http://russell-j.com/MONEY.HTM
    世界が今渦中にある経済恐慌は人間の力を越えた自然発生的な原因を持つものではない。それはひとえに人間の愚かさと組織化の欠如の所産である。(その結果)ある国は富を余りにも持ちすぎ他の国はあまりにも富を持たなさすぎる。

    (8/15)[93/100]
    http://russell-j.com/LABEL.HTM
    我々にとって最悪なのは、あらゆる人間を分類して(仕分けして)明瞭なレッテル(ラベル)を貼ること(行為)である。この不幸な習性の持主は、自分が相手に適切だと思うタグ(札)を貼りつける時に、その相手について(タグをはりつけるに足る)完全な知識をもっている考える。

    (9/15)[94/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA26-030.HTM
    狂信の本質は、望ましいことを1つか2つ覚えていてそれ以外のことは全て忘れてしまいこの1つか2つのことを追求するにあたっては他の種類のいかなる付随的に起こる害も大したことではないと考えることにある。

    (10/15)[95/100]
    http://russell-j.com/R609.HTM
    正常というのは平凡かつ起伏のない感情の寄せ集めでできているものではない。それぞれの感情(情熱)を一 つ一つとりあげれば「異常」にうつるかもしれないがそれらの感情(+の狂気、−の狂気)をまとめると全体としてみればプラスマイナス零となる。そういった状態が正常というのであろう。

    (11/15)[96/100]
    http://russell-j.com/O-FRIEND.HTM
    人類が人生について深刻な考察をめぐらし始めて以後、絶えず人は様々な逃避手段を探してきた。宗教、哲学、詩、歴史等々は全て移りゆく事象に永続的な価値を与えようとする試みにほかならない。


    (12/15)[97/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA14-050.HTM
     偉大な本は全て退屈な部分を含んでおり、偉大な生涯は(これまで)全て退屈な期間を含んでいた。

    (13/15)[98/100]
    http://russell-j.com/beginner/HA19-070.HTM
    寛容さを増す最善の方法は、真の幸福を享受し、仲間の人間に苦痛を与えることを主な楽しみとしない個人の数を増やすことである。

    (14/15)[99/100]
    http://russell-j.com/R6HOME.HTM
    何も懺悔する必要のない99人の正しい人間の方が天国では神のふところに帰った1人の罪人よりも喜びを得ることが少ないという寓話をよくよく考えたことがおありかな、フッフッフッ・・・(ラッセル(作)『(小説)郊外の悪魔』)

    (15/15)[100/100]
    http://russell-j.com/PROVERB.HTM
    諺に含まれているとされる知恵は、主として想像上のものである。一般的に、諺は二つで対になって流布し、互いに逆の真理を述べている。「急がば回れ」の反対は、今日の一針は明日の十針であり・・・