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[質問]
 ラッセルが創設した実験学校 Beacon Hill School についてコンパクトにまとめた資料があったら教えてください。入手方法も。

[回答]
 Beacon Hill School に関する資料を少しだけご紹介しておきます。

 ビーコン・ヒル・スクール(実験学校)がどのようなものであったか、失敗であったか、実験(試み)としては十分意義があったといえるか、立場や視点によって随分評価が異なると思われます。
 マスコミの取材記事は信頼がおけないので、(1)ラッセル本人、(2)実験学校を一緒に運営した妻ドーラ、(3)娘のケート、それから(4)第3者である研究者、の4つの証言を聞き(読み)、総合判断をされたらと思います。それぞれ日本語の関係文献をあげておきます。
  1. B.ラッセル著『ラッセル自叙伝』第2巻(理想社刊、絶版)p.252-289(=「テレグラフ・ハウス時代の末期」)
  2. D.ラッセル著『タマリスクの木;ドラ・ラッセル自叙伝』(リブロポート刊、品切れ?)p.321-350(=第10章「新しい教育に取り組んで」)
  3. K.テート著『最愛の人、わが父ラッセル』(社会思想社、絶版?)p.100〜141.=「ビーコン・ヒル・スクール)
  4. 高田熱美著『ラッセル教育思想研究』(創言社刊)p.247-274.(=「ラッセルの実験学校)
 以上全て絶版か品切れとなっていますが、amazon.com なら入手できるはずです。また、国会図書館、都立中央図書館、大阪府立中央図書館のような大規模の公共図書館にはおいてあると思われます。(2000年9月28日:松下)